自閉症の困り事
息子を特別支援学校に12年通わせていましたが、普通の学校ではあり得ない独特の困り事がありました
通学にさせる為に、親の時間と行動が制限されます
通学距離ですが、特別支援学校は市に1つ程度しかなく住むところによっては学校が遠い場合があります
20キロなどと言う事も多々あるようです
スクールバスがある所は利用出来るのですが、最寄りの集合場所場所が家から遠い場合には車で送り迎えする事になります
私も最寄りの集合場所が3キロ位離れていました
集合時間も学校から遠い地域は集合時間が朝6時代とか、ぞれまでに家から数キロ離れた集合場所に連れて行かなくてはならず、帰りもバスが来るまでに迎えに行く事になります
その当時同級生の親さんでクルマの免許を持っていない方が見えて、雨や雪が降っても自転車の後ろに子供を乗せて送ってきていましたが、子供が18になる頃には50歳を超えて見えて体力的にも大変そうでした
当然時間が仕事と被ってしまえば別の方法を考えなくてはならなくなり、誰かにお願いしたり時間の融通が効く職業に転職する事も考える必要があります
また専業主婦であれば良いかといえばそうでもなく、たとえば家族の誰かが入院したとか突然の出来事に対応出来なくなります
子供から目が離せない家庭では、子供が出かけてから帰ってくるまでの時間が親の活動できる時間になります
一般の家庭のように子供が成長すれば手が離れる事はなく、保育園児家にいるような生活が延々と続来ます
障害者の家族の負担は減る事はあまりありません
施設やグループホームに入所すれば負担は減りますが、実際にはどこも満員で空くまで待つしかありません
それまでは親が生活をささえるのですが、親の高齢化するとどちらも介護が必要になるなどの問題もあります
私はこれから社会としてどう支援していくかを訴え、支援する事を職業とできればいいなと考えています