覚悟していた罵られ方と全く違う件
如何なる場合でも、親の教育・幼少期の家庭環境と言うのは少なからず影響を受ける訳で、そしてそれは避けられない訳でして。
トーヤってば、実はハーフなんす。
鹿児島と若松の。
育ったのは若松なので、見た目は北九州人なんだけど中身は半分薩摩隼人だったりします。
思わず、チェスト―!って言いたい衝動に駆られるしね。
んで、それは大した事じゃないんだけど、厄介なのは「男尊女卑」。
子育ての際にちょっと影響があった信念が
父親は子供に嫌われる。
いやさ、嫌われるべき。
嫌われなければおかしい。
的な思想。
ま、男尊女卑とはまた違うんだけども。
娘が0歳の頃から、この事については覚悟できてた。
っつうか、風呂入れたり子供あやすのが面倒なので
「俺を嫌え!!!」
って心底思ってた。
もう、場合によっては風呂入れる時に、嫌がるように顔にお湯掛けてた。
お父さんとは入りたくないって言わせたかった。
そうこうしてたら、娘が2歳の時に離婚し父子家庭になったもんだからさぁ大変。
娘が小学校低学年の頃だったかなぁ。
テレビで「なぜ、娘は父親の匂いが嫌いか?」って特集をしてた。
その理由は、キンシンソーカンを防ぐとか色々言ってたんだけど、それを聞いたトーヤは娘に向かって
どうも、娘は父親嫌いになるらしいぜ(笑)
と、嬉々として言う訳だ。
すると、娘が
だったら父親しかいない私は誰を好きになればいいの?
と、なんとも可愛らしい事を言いやがったのよ。
それを聞くと流石にちょっと意地悪言い過ぎたなって心が痛んだのよね…
3歩歩いたら忘れたけども。
それから彼是7年くらい経ったかな、一昨日一緒に銀魂を見てたの。
その銀魂の話の中で、パンティ泥棒の話があったんだけども、まぁ我々親子は慣れたもので慌てる事もなく爆笑しながら見続けた。
その時、トーヤが
まぁ、お父さんはパンティはどーでもいいけどね。
あれは布だもんね。
布には全然興味がないけどね。
と、普通に性癖を述べた。
すると、それに対して娘が言い放った。
いや、興味持てや!
男やったら女のパンツ追いかけとけや!!!
そんなだからモテねぇんだよ!
あれ?
あれれ?
親子の会話ってこんなだっけ…?
しかも、君、女の子よね?
罵られる準備は君が産まれた時からしてるよ。
むっちゃ罵られる覚悟はとうにしてるよ。
いや、してたつもりだよ。
でもね、なんかね、なんつーかね、お父さんが知ってるやつとは違うんだ。
全然違うんだ。
っつうか、これ、罵られてるのかなぁ…
あぁ…もう、全然分からないよ。