顔に傷があるくらいのハンデはくれてやるよ
Facebookを見ている人は知ってると思いますが、
先日見事に顔面を擦りむいた遠矢でございます。
その日は夕方から飲んでおりまして、また1週間ぶりのお酒だということもあってか、ちょっと酔っ払いすぎたのかなと思っております。
アルコールのせいなのか、45歳という年齢のせいなのか分かりませんが、
受け身も取れず、派手に顔面からこけてしまいました。
これまたアルコールのせいなのか、芸人体質なのか分かりませんが、
こけた瞬間は痛さよりも『これはおいしい♪』と思った事を記憶しています。
そう言えば、小学生低学年の頃に同じように顔面を貼らした事があったなぁとふと思い出しました。
下校時に電信柱に派手にぶつかってしまいました。
顔面を大きく腫らして、家に帰った事を覚えています。
その腫れあがった私の顔を見て、父親が
父「誰にやられたんか!」
と問い詰めてきました。
私は誰にやられたでは訳でもなく、1人相撲で電柱にぶつかった事を説明しました。
しかし父親はその説明では納得せず
父「嘘を言うな、誰にやられたか言わんか!」
と私を問い詰めました。
いやいや、本当だってば、本当に電柱にぶつかったんだ、と。
それでも父親信じず
父「普通に歩いていて、電柱にぶつかるわけがなかろうもん!」
と問い詰める訳です。
私「いや、本当なんだってば!!
目を閉じて、どこまで歩いていけるかというのを試してたら
そのまま電柱に突撃してしまったんよ!」
父「どこの世界に目をつぶったまま歩こうって人がいるんだ!
本当に誰にやられたのか言え!」
確かに…どこの世界に居るかね。
ちゃんと目が見えるにも関わらず、わざわざ目をつぶって歩く人間が。
しかも恐る恐る歩くのではなく、通常のスピードで歩く人間が。
でもね、
ここに居るんですよ、そういう事をする子がね…
しかも残念ながらあなたのお子さんなんですよ…
信じたくないですよね、えぇえぇ分かります。
私にも一人娘が居ますもん。
その子が顔を腫らして帰ってきて、腫れた理由が「目をつぶって歩いてた」
いや、どこの親がそんな理由を信じますかね。
私も誰にイジメられたのか問い詰めるでしょうね。
でもね、
ここに居るんですよ、そういう事をする子が。
一応もう一回言っときますね。
居るんですよ、ここに。
信じられないでしょうけどね。
何かあったらただではおかない!という子供を思う親心。
それとは裏腹に子供の言う事を信じていない親心。
いや、言うに事欠いて「目をつぶって歩く」ってなんだよ…俺。
そういや、昔塾の講師してる時に生徒の言う事を信じなかった事があったわ。
私の電柱のケースよりも信憑性高かったかもしれないなぁ…
塾の補習をするって事を言ってたのにある生徒がすっぽかしたんですね。
その生徒(中学一年生だったと思う)に理由を聞いたら
生徒「今日お母さんが手術だったんです。」
私の心の声(なんだそう言う事なら電話でもすればいいのに…)
生徒「その手術で使うメスを私が持って行かなくちゃ行けなかったんです」
私(うん、それはない)
これも本当だったかもなぁ。