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【動画で解説】3Dプリンタでベーシックなバタフライヨーヨーを作る方法
【ご挨拶】
こんにちは!週末に3Dプリンタ・レーザーカッター・UVプリンタなどを使ってメイカー活動をしている、「YOYOMAKER(ヨーヨーメイカー)」の東方ヒデキと申します。
この記事では3Dプリンタでヨーヨーを作る僕のノウハウを公開しています。ヨーヨー作りに必要な材料レシピは無料公開しています。
【筆者紹介】
僕自身はヨーヨーが好きで、いわゆる大会、競技会にも参加していました。2013年ごろにあった3Dプリンタブームに乗っかって、自分が使うヨーヨーを自分で作ってみたいと思ったことがきっかけで、3Dプリンタにのめり込むことになりました。
初めて3Dプリンタで作ったヨーヨーは、YOYONEWSドットコムで、アメリカのヨーヨーマスター・スティーブ・ブラウン氏に取り上げられました。
2014年に、初めてヨーヨーを題材にした3Dプリンタのワークショップを開催。
その年は、日本ヨーヨー連盟主催のコンテスト「全日本ヨーヨー選手権2014」のファンイベント「MODSコンテスト」で特別賞をもらいました。
ありがたいことに縁が続いて、2015年のヨーヨー世界大会ではMODSブースにて3Dプリンタと3Dプリントヨーヨーを展示。
なんと日経ものづくりさんに呼ばれて、目黒・雅叙園での講演会にも登壇。
ディアゴスティーニさんの「週刊マイ3Dプリンター」にも特集が掲載。
世田谷ものづくり学校さんや、東急ハンズさんでワークショップをやらせてもらったり、
近年は、プログラミングを習っている小学生向けに夏休みの自由研究としてのワークショップもさせてもらっています。
最近取り組めていませんが、自作3Dプリンタコミュニティ「Reprapジャパン」でも折り畳み式3Dプリンタを展示したりしてました。
もしかしたら、最近は、寺田真悟(てりー)氏と立ち上げたヨーヨーのサイドアクセサリー「キャンディーダイス」で僕のことをご存知の方が多いかもしれません。
要するに僕は、3Dプリンタとヨーヨーを軸に自宅でできるものづくりを実践し続け、発信し続けてきた人間です。とにかく積み上げてきたノウハウをシェアしたい、と思い、この記事を書いております。
【このような方におススメのノウハウです】
そんな僕が提供するこの記事は下記のような方におススメです。
「これから3Dプリンタを始めるつもりでいる。3Dプリントを活用したものづくりの一連の流れを知りたい。」
「3Dプリンタでヨーヨーを作る手順を知りたい」
「FDMとDLPと迷っている、どのようにプリント結果が違うのか確かめたい」
特に、3Dプリンタを個人で運用してものづくりをするにあたって、全体像をきちんと理解しておきたい方、学びたい方にお勧めします。3DCADの操作を浅く広く解説する一般書籍とは違って、ヨーヨーに特化して、3DCAD・データからスライサー、プリント、プリントしたものの組み立てまで言及した、超具体事例です。
僕にとって「具体的で明確に作りたいもの」である「ヨーヨー」を題材に、デジタルファブリケーションの流れを理解して頂けます。なんでヨーヨー?って思ってる方も、3Dプリントを活用したものづくりにトライしたいのであれば見ておいて損のないノウハウとなっています。
1.高度なトリックができるヨーヨーとそのレシピ
ヨーヨーには様々な形があります。個体を識別するために「機種名」を持っているヨーヨーがほとんどです。このヨーヨー便宜上、「ベーシックバタフライ」と名付けています。
必要な部品を集めよう!
このヨーヨーを完成させるには、8つの部品が必要です。集めていきましょう。
①ボディ(3Dプリント)2枚
3Dデータ(stlファイル)は有料エリアでダウンロードできます。
②スペーサー(3Dプリント)2枚
3Dデータ(stlファイル)は有料エリアでダウンロードできます。
③金属スペーサー(2枚)
後半の有料エリアでダウンロードできる図面を利用することで、金属加工業者さんに外注が可能です。
④レスポンスパッド(2枚)
ヨーヨー専門店で入手が可能です。このヨーヨーでは「YYFスリムサイズ」という表記があるものを使用します。
⑤M4(15~18㎜)の軸(1本)
モノタロウ、ホームセンターなどで入手可能です。
⑥インサートナット(2個)
モノタロウ、ミスミオンラインなどで入手可能です。
⑦ボールベアリング(サイズ188、1個)
ヨーヨー専門店等で入手可能です。専門店ではサイズCという名称のほうが一般的です。
⑧ストリング(1本)
ヨーヨー専門店等で入手可能です。
以下から有料のコンテンツとなります。3DCADでデータを作る方法や、プリントしたオブジェクトを組み立てる方法など「ものづくり」に踏み込んだノウハウのビデオをいくつも用意しました(6本、合計60分程度)。ぜひこのノウハウを「盗んで」、あなたも自分のものづくりに活かしていってください。
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