東方秀樹【3Dプリント師&配信屋】
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最強の3Dプリンター PrusaMK3Sのレビュー
2018年に、Genkeiのatom、その他中華3Dプリンターから乗り換えて以来、ずっと愛用しているPrusaMK3Sのレビューを行いました。精度や、プリントしたオブジェクトの強度・材料にも言及しております。 20分も見てられないよ!って人は、聞き流しをしてください。音声だけでなんとなくわかるようにしてあります。 下記にトピックを記述しておくので参考にしてくださいませ。 トピック1.PrusaMK3Sと日本 2018年のメイカーフェアにPrusaResearchが出展。その年から日本のAmazonでも入手できるようになりました。 僕みたいに、以前からPrusa気になってたんだけど海外通販はなぁという人には朗報だったのではないでしょうか。 トピック2.躯体の感想 剛性感がすごいです。組み立てキットで、自分で組み立てるとしても、すごい強固になるように設計されてます。 トピック3.3Dプリンターの性能はここで決まる エクストルーダーとヒートベッドの性能について話しています。ボーデン式よりは、ダイレクトドライブ方式のエクストルーダーのほうが自由度高くて良いですよ。 ヒートベッドですが、110℃以上を安定してプリントできます。僕は普段あんまり使わないですが、これからナイロン、PCなどを使いたい方はこれくらいの熱が出るヒートベッドでないとつらいと思います。ちなみにですが、ABSもヒートベッド110℃くらいにした上でカバーをかけるなど熱が逃げないようにしないと反ったり割れたりしますよ。 オートロード・アンロードは地味に便利です。 トピック4.困ったときのリファレンス 付属のガイドブックがかなり情報豊富なので、がんばってそれを読み解いて、3Dプリンター/スライサーに戻ってってことをしていると自然に上達するはず。英語にはなるけど、公式のフォーラムにしても、海外ギークのブログにしても、情報はかなり豊富なので、好奇心がある人にはおすすめ。 トピック5.組み立てキット推奨 3Dプリンター(FDM)の構造に強くなることで、トラブル発生時に自分で対処できるようになります。 トピック6.精度、強度、材料 精度っていうか、公差って意味で僕は捉えていて、なんだろう、それはプリント後のオブジェクトと元のデータを何度か行き来するとコントロールできるっすよ。図面でよくある公差±0.001とかっていうのを当てはめるのはあんまり意味ない(…というかそのレベルのもの作るんだったらNC旋盤とか買いなさいって話でしょ)。 PC、ナイロンの材料を前提に、異方性に気をつけて設計してプリントすれば問題ない感じがします。というか、これも、オブジェクトに対してどんな負荷をかけるの?どんな検査を想定するの?っていうところですしね。 トピック7.公式サポート 日本のAmazonで入手した場合にしても、PrusaResearchから直接買うにしても(オンラインチャットおすすめ、ただし英語)、対応は迅速丁寧です。