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「退職」は悪いことなのか?
皆様、お久しぶりです!
PLAY PRODUCT STUDIOの玉井です。
気づいたら前の記事から5ヶ月も経ってしまいました・・・。
前回は「なぜ働くのか?なぜ頑張るのか?」について思うことをつらつらと書かせて頂きました。
今回はずばり「社員の退職」について。
約12年間人事を中心に仕事をしてきて、多くの方との出会いと別れを経験してきました。
弊社も2024年7月24日で創業6年が経ち、様々な出会い別れもありました。
「社員の退職」は何度経験しても慣れることはなく、特に付き合いの長い社員になればなるほどダメージは大きい。
彼女に振られたかの如く、毎回心にぽっかり穴があきます。笑
「あの時こうしておけば良かった…。」
「将来こんな仕事を一緒にやりたかった…。」
後悔の念も彼女に振られた時同様に押し寄せてきます。笑
「幸せになれよ!またね!!」
とかカッコつけてみても内心は未練たらたら…。
そんな僕の傷心話はさておき、今日は「社員の退職」に対して日々僕が思っていることを書いていきたいと思います。
そもそも退職者ゼロって無理じゃない?
そもそも論として僕は「退職」=「方向転換」と考えています。
なので完全に悪いことだけとは思ってません。
※本人の前向きな方向転換以外の会社が原因で発生してしまっている「退職」は悪いこと。どんなにきれいな退職でも100%会社に非がないなんてことはないので、全ての「退職」に対して会社の仕組みやマネジメントにおいて課題がなかったかは必ず振り返るべき。
一緒に働けなくなるのは悲しいし、寂しい。
でも、人は常に変わり続けている。
年を重ねたり、ライフステージが変わる度に人生において大事にしたいものも変わっていく。
僕自身も社会人になりたての時は「お金!モテたい!」が一番大事だと思っていた。
今は「家族」が一番大切で、「家族」の将来を保障できる収入と子供たちの未来に貢献できる仕事をしていきたいと考えている。
そもそも就職するにあたって、世の中にある選択肢を全て見た上で選んでないし、働きながら新たな選択肢を知っていくのが自然だと思う。
付き合ったからといって必ず結婚するわけでもないし、結婚したからといって最後まで添い遂げるかというとそんなこともない。
なのである意味、「離職率ゼロ」と聞くと人が変化する為に必要な刺激がない環境なんじゃないか?とも思ってしまう。
僕らが目指すべきは、働いている社員自身が日々変化していることを実感しながらも、引き続き働き続けたいと思ってもらえる刺激や学びがある職場を作っていくこと。
それが結果として生産性を上げながら勤続年数や離職率に現れることが会社として理想だと思う。
「えっ?こんなに頼りがいあったっけ」現象
先輩が退職するとみんな不安になる。そりゃそうだよね!僕も不安・・・。
でも、人事を長年やってきてすごく面白いのはここから。
不安に思っていた後輩が気づいたら先輩を越えていく。
「えっ?」こんなに頼りがいあったっけ?なんて事が度々起きる。
僕らは気づかないうちに自分の可能性にフタをしてしまっているみたい。
立場が人を育てるというけど、試合の打席に立ってバットを振る機会が増えると、ヒットが増えていく。
先輩が試合に出ている間に必死にベンチで見て学んできた、バットを振ってきた経験がここにきて花開く。
すぐに努力が実るわけではないし、打席に立つことで今までよりも多くの失敗や苦労を経験することにはなる。
僕が言えるのは「自分の可能性を信じて、この機会を前向きに楽しもう!」ということ。
「えっ?こんなに頼りがいあったっけ?」現象は自分の可能性を信じることと課題を楽しむことから始まります。
「先輩の退職=部活でいう代替わり」ととらえて、先輩が築いてきてくれた歴史に敬意を持ちながら新しい時代を作り越えていく。
そんな風に組織として物事をとらえていくことができれば、長年続いていく強い会社・チームになっていけるはず!!
待て、次回!
以上で本日は終了!!
次回も最近考えていることだったり、相談されることに対しての回答を記事としてまとめていこうと思います!
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