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C&E制度 ブロッコリー挑戦と経験の夏休み 前半 GOBI MARCH 2019 編

C&E制度  ブロッコリー挑戦と経験の夏休み 前半


今年から導入した制度。 C&E(challenge&experience)

1ヶ月お店を閉めて、スタッフそれぞれが何かしらの挑戦、経験をする月間。

その長いようで短い、
けど本気で毎日過ごしてたら思いの外長かった1ヶ月が終わった。


C&E 僕の挑戦の場合。


①モンゴル GOBI MARCH2019 250k の完走 そして目指せtop10
②秋田 MAHIRUSANCHI TRAIL 50K 完走
③十勝岳トレイル 55K 完走
④この3つを完走し、ITRAポイント(世界中のトレランレースで得られるポイント)を
貯めて、
来年のUTMF(富士山の周りを回って160K走るレース)へのエントリー権の獲得。

①GOBI MARCH 2019  250K の完走 
そして目指せtop10

去年2018年、南米チリはアタカマ砂漠で開催されたATACAMA CROSSING 2018に挑戦し、
完走できた。

テントと水以外の10Kg overの荷物を背負い、標高3000mの砂漠250Kを一週間で走るレース。

三人のチームでエントリーして一人リタイアし、残念ながらチームとしては失格だったけど、
自分自身は完走できた。

いろんな葛藤があったけど、最高の経験ができた。

自分の走力の足りなさを痛感し、

悔しい思いもした。



もっと強くなりたい。


この経験が、人生のハイライトにならないように走り続け、
挑戦し続ける事を自分に約束した。


あれから約1年。
ほぼ毎日走った。
雨の日にはギアを試すために走った。
毎週の休みにはほぼ山に行って走った。
大雨の日には体幹トレーニング、筋トレした。

そして今年、
GOBI MARCH 2019 に個人でエントリーした。

走るも歩くも自分次第。
他人を言い訳にはできない。
自分のペースを崩さない。

自分の今の力を試したかった。

結果、
総合8位。
年代別1位でした。

何度も歩こうと思った。


弱い自分が左斜め上から話しかけてくる。

「歩いても誰も怒らへんで。
ようやった。って褒めてくれるで。」

「せやんな。。」


右上から強い自分が、

「足痛いんか?」
「痛くないです。」

「メンタルやられたか?心折れたんか?」
「折れてないです!」

「ほな止まる理由ないやんけ!走れボケ」

このやり取りを何回やったか。


言い切れます。

一回もクソみたいな弱い自分に負けへんかった。


弱い自分に負けそうになった時、

○自分のかっこいいゴールシーンをイメージする。

○奥さんの名前を呼ぶ。(大声)

○日本で応援してくれてるスタッフや、友達、家族の顔思い浮かべ、
一人一人をイメージし空に話しかける。(相手の返しもイメージする)

○発狂しながら自分のほっぺをビンタし、お腹、足などをどつく。

○前の選手の背中が遠くに見えたら、
「おい、遠くに見える君、振り返れや。誰か知らんけど今に追いつくからみとけよ。絶対抜かしたるから待っとけよ」
って一人でブツブツ言う。

とか。


上には上がいるのはもちろんだけど、

今の自分には一度も負けず走り続けれた。

僕は早くない。

ただ、自分のペースで止まらず走り続けれた。





練習は嘘つかない。

奇跡は起きない。



そんな言葉がぴったりのこのトレイルランていうスポーツが好き。

走力、若さ、それが一番。
ただ、このスポーツは違う。

そこに人生経験が掛け算になる。

実際、この大会で僕より上の1位から7位は40代50代。
悔しかったけど、

僕はまだまだこれから伸びれる。

こんな可能性のあるトレイルランてスポーツが好き。






もっと、もっと強くなりたい

そしてまた戻ってきます。



C&E制度  ブロッコリー挑戦と経験の夏休み 前半 GOBI MARCH 2019 編

fin.

































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藤川英樹(HDK)/(株)モテル代表  美容師×トレイルランナー
髪切ります