ぼくとようがく
あのハニカミ王子こと石川遼選手がかなりロン毛になっててびっくりした。
高校に進学したばかりの頃、なんかのネット記事で「ビートルズは簡単な英単語と文法で構成されている曲だから、聞くだけで英語の勉強になる」ということを知り、ビートルズにハマった時期があった。ビートルズの曲を聞きまくり、ビートルズのアニメも見た。(でも英語力の向上には全くつながらなかった。)
そこから有名な洋楽―クイーンやマイケルジャクソンやアバなどーを聞くようになってから、「あれ?この曲聞いたことあるな?」と思うことがちょこちょこあった。当然有名な曲だからなんかしらのテレビ番組やCMで使われているかもしれないのだが、よくよく考えると小さい頃にハッチポッチステーションで聞いていたということに気が付いた。
ハッチポッチステーション、かつてNHK教育(現・Eテレ)で放送されていた子ども向け番組だ。その中でグッチ裕三が洋楽に童謡を掛け合わせて歌うコーナーがあった。ビートルズの「Please Please Me」に「うみ」を混ぜたり、ベイシティローラーズの「Saturday Night」に「ふしぎなポケット」を混ぜたり。ヴィレッジピープルの「YMCA」に「おおきなくりのきのしたで」を混ぜた曲を聞いた次の日には「わーい毛虫だ」と自分も歌っていたものだ。
そんなグッチ裕三の「洋楽」×「童謡」の中で一番の名作と言えば「犬のおまわりさん」を掛け合わせたクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」だ。曲同士の適合率もさることながら、PVの再現率もめちゃくちゃ高くて面白い。
(グッチ氏のYouTubeチャンネルでリメイクしてアップされている)
知らず知らずのうちに洋楽の素地をグッチ裕三に育てられていたんだなあと思いながら、今日も僕は銅鑼の音を聞くのであった。
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