この熱狂を仲間内で ~みんなでMリーグ①~
<きっかけ>
僕の尿管結石が完治したようでしないままだったため、通勤中もうんうん苦しんでいたある日の朝、ちゅんしゃー先輩からDiscordの麻雀チャンネルで「私設Mリーグめっちゃ楽しそう 誰かやらない?」(原文ママ)との投稿があった。
いの一番に反応したのが鯖主のばっかりまんさん。そこから麻雀チャンネル内のメンバーが次々と参戦表明し、あっという間に開催が決定した。
ところで「私設Mリーグってなんぞ?」って方に説明しておくと、既存のMリーグ選手から改めて選手をそれぞれ選び、選んだ選手のポイントを仲間内で競おうというもの。詳しくは下のリンクを読んでくれ。
「そもそもMリーグって何?」って人はググってね。簡単に言えば麻雀のプロリーグの1つ。
<参加メンバー>
エントリーNo.1 ちゅんしゃーさん。2年前、僕をMリーグ視聴に誘ってくれた人。僕と同じ西武ファンで、僕と同じKONAMI麻雀格闘倶楽部推し。
エントリーNo.2 ばっかりまんさん。鯖主。早々にチーム名を「満鉄ボンバーズ」と決め、このドラフトにめちゃくちゃやる気を出していた人。
エントリーNo.3 ばっかりまんさんの奥さん。
エントリーNo.4 ぽてち先輩。ちゅんしゃーさんの嫁。
エントリーNo.5 やとさん。Mリーグを見たことは1回しかないらしく、Mリーガーは全く知らないと話す。よくチャンネル内でネット麻雀で役満をあがった画像を載せる、当たれば飛ぶ超長距離砲。
エントリーNo.6 夕立さん。2年前、僕をMリーグ視聴に誘ってくれた人その2。ABEMAS大好き。
ここに僕を加えた7人で開催することになった私設Mリーグ。まずは選手決めのためのドラフト会議からスタートだ。
<ドラフト前>
ドラフトで誰を1位指名するか。自チームの顔となる1位指名を誰にするかは僕の中では問答無用で決まっていた。
KONAMI麻雀格闘俱楽部 伊達朱里紗。
僕がMリーグを見るきっかけとなった声優兼プロ雀士。アニメ「ヲタクに恋は難しい」でいい声だな~と思い、ヲタ恋ラジオもほぼ毎週聞いていた。そんな彼女が風林火山のオーディションを受けることをTwitter(現:X)で表明し、「もし伊達ちゃんが風林火山に入ったらMリーグを見る」と決めていた。
結果として風林火山オーディションには合格しなかったけど、その年のドラフトで格闘俱楽部に指名されMリーガーとなったので、僕もMリーグの視聴を始め、無事格闘俱楽部推しとなった。
そんな伊達ちゃんを1位指名するのは僕の中で自然の摂理。残るは誰を指名しようか…
伊達ちゃんがチームの中心になるので高打点派の選手を集めたい。できれば楽屋の雰囲気も明るい感じにしたい。いかんせん今のKONAMIは他3人があまりしゃべらないもんだから伊達ちゃんが唯一の明るさ要因なのだ。
同じチームで超高打点派の魔王・佐々木寿人は獲りたいな。伊達ちゃんの持っていた1試合最高スコア記録を更新した黒沢咲を入れて最高スコアツインタワー作るのも面白そう!楽屋が明るくなりそうなのは先日の麻雀ミリオネアで千羽師匠相手にトップ獲りまくった仲林圭かな。おしゃべりな園田賢を入れたらずっと楽屋でラジオしてそうw鈴木優もこのチームに入れたら楽屋が明るくなりそうだな。新加入選手も入れるか~?
と妄想は尽きなかった。
チーム名は最初は僕が好きな映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」からもじって「役バック・トゥ・ザ・フューチャーズ」とか考えていたが、それだとPirates・小林剛しか入れないのでやめた。
結局悩んだ結果、僕がよく遊んでいるオンライン麻雀ゲーム「雀魂」から着想を得て「ハチミツ麻雀魂(マージャンスピリッツ)」とした。(本家「雀魂」はマージャン”ソウル”ではあるがスピリットの方がカッコいいからこれでいいのだ。)
<ドラフト当日・1位指名>
そして迎えたドラフト当日。僕はある懸念を抱いていた。それは指名重複。同じKONAMI推しのちゅんしゃーさんや、そのちゅんしゃーさんから「分からんかったら顔見て決めたらええで」と言われていたやとさんだ。何となく指名が被りそうだな~でもワンチャンちゅんしゃーさんとか寿人いってくれないかな~と願っていた。
そして運命の1位指名…
やはり被った。
ちゅんしゃーさんも伊達ちゃんを指名してきた。運命はダイスに託された。
「思い入れはこっちの方が上なんじゃい!!!!」と気合を入れてダイスを振った。
が、精神論ではコンピューターはどうにもならなかった。負け。伊達ちゃんはちゅんしゃーさんに獲られてしまった。
さて困った。チーム編成を伊達ちゃんありきで考えていたためプランがすべて崩れた。
とりあえず推しチームのKONAMIからは1人ほしい。ということで僕は外れ1位で魔王・佐々木寿人を獲ることにした。
<2位指名>
さて、伊達ちゃんを獲られた今、僕は誰を指名すればいいだろう。
「こうなったら好き勝手するか~」ということで純粋にチーム方針もへったくれもない純粋に自分が好きな選手を残ってるところから獲っていくことにした。
選んだ選手は小林剛。通称「コバゴー」。確率を重視した麻雀を打つデジタル雀士で、麻雀ロボとも呼ばれている。コバゴーの著書「スーパーデジタル麻雀」で僕はきちんと麻雀を勉強し、雀魂の段位を上げることができた。佐々木寿人と違うタイプで2人ともいっぺんに崩れることはなさそうな点も魅力。ただ、魔王とロボ2人の楽屋、鬼のような静寂に包まれそう。これは誰か間に入って話せそうな選手を獲らなければ。
<②へ続く>