ミカエルの鼓動
西條と真木、いいライバルでお互い似たもの同士。人の生命の大切さを重々理解している2人、ただ手術の方法が違うだけ。お互い国内を代表する医師なのでプライドがある。西條先生の知らないところで、ミカエルが不良品かも、誤作動をおこすかもしれないという噂がきこえてくる。亘くんの手術をミカエルを使ってやるのか、どちらの術式にするのか?担当の医師はどちらにするのか?さまざまな問題がふりかかる。どうするのか?ミカエルを使うのか?ミカエルは誤作動しないのか?誤作動した場合はどうするのか?一瞬の判断、いろいろなケース、患者の命を守るためにはどれが一番いいのか?
医師の仕事は過労で大変、心も身体もストレスで大変だろうと思う。亘くんを向日葵畑に連れ出したシーンは西條先生もストレス解消になり、亘君も心を開き、この小説の感動した場面でした。