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箱根外輪山の縦走

12月22日、天気が良さそうなので、富士山を見たくなり、久しぶりに明神ヶ岳を登った。
明神ヶ岳は、南足柄市と箱根町の境にある標高1,169mで、箱根山の外輪山のひとつである⛰️
昔、箱根を超えるためには、関本(大雄山)を起点に明神ヶ岳を越え、宮城野に降りた後、仙石原、乙女峠を越える必要があり、大変困難な道のりであった。そのため、旅人の安全を祈る意味で、山頂に明神を祀ったことから、明神ヶ岳と呼ばれるようになった。
今回は、箱根越えの最古の道を辿る。大雄山最乗寺(道了尊)から明神ヶ岳→明星ヶ岳→宮城野→温泉♨️のルート。
小田原駅から7時48分発の大雄山線に乗り込む。
大雄山線に乗るのは何年振りだろうか?

大雄山線

大雄山駅に8時09分に到着。
駅には、まさかりかついだ金太郎🎵がいる。なかなか立派。
金太郎伝説は様々あるようだが、南足柄市にも伝説が残っている。金太郎は坂田金時の幼名で、坂田金時は、源頼光(平安の武将)の家来になっている。

金太郎

8時15分発の伊豆箱根バスに乗り、終着駅の道了尊で下車。乗客は私含め2人だけ。
最乗寺(道了尊)には天狗伝説があり、開山した禅師が死後、天狗になって飛び去ったと言われ、以後天狗が守護神になっている。

迫力ある天狗👺
大きな下駄。重量3.8トン。

今回は最乗寺の奥之院を通り、登山道に入った。
奥之院までは、数百段ありそうな階段を登り、かなり大変だった😔

かなりの急坂。この下にも階段があった。

かなり疲れたけど、無事の登山を祈願してスタート。
ここから140分の道のり。

長い道のり。

途中、車道に出て少し迷うが標識あり。

車道。
ここから登る。

その後は長い松林の何を通っていく。

少し飽きる。

分岐に来て少し迷うが、地面に方向を示す標識あり。

この標識だけでは、迷う。
なかなか珍しい地面に標識。

今度は土塁のような道が延々と続き飽きる😔

何故このような道になったのか?

ようやく頂上近くになり、開けて富士山も見えてきた🗻また、硫黄の匂いがしてきたかと思ったら、大涌谷が見えてきた。

富士山が見えた🗻
大涌谷の煙。

ようやく明神ヶ岳に到着⛰️奥之院の階段が効き結構疲れた😮‍💨

山頂。
金時山と富士山のコラボ🗻⛰️
金時山がとても低く感じる。富士山は高い。

気温が低いので、食事を早めに済ませて、出発。
汗冷えが余計に冷たく感じる🥶
モンベルのメリノウール製のアンダーウェアを買ったのに汗冷えがキツい。
半袖半ズボンのトレラン集団がくる。かれから外輪山を一周する🏃‍♀️約51キロ。山は走るものではなく、歩いて様々な事を感じるのがよいと思う。
少し進むと、相模湾が一望でき、遠くに江ノ島も見えている🏝️

明星ヶ岳まで85分。
相模湾が一望でき、江ノ島も見える

手前を進むと宮城野だが、少し行くと明星ヶ岳なので、行ってみる。

三叉路

ようやく明星ヶ岳に到着⛰️
特に頂上っぽくなく、見晴らしも良くないですが、大文字焼きで有名な山です。
大文字焼きの跡がくっきり見えます。
大文字焼きは、大正10年に避暑客の慰安のために始められ、関東大震災で箱根町で多くの犠牲が出たことから、送り火の意味合いもある。

頂上⛰️
箱根の街並み
大文字焼き

ここから先ほどの分岐に戻り、下山。宮城野バス停はもうすぐ。

ここを左に曲がる
熊が出るみたい。

バス停に着くと丁度、12時31分発のバスが来た。
この周辺にも温泉はあるが、バスが混雑して乗車できないことがあると聞いていたので、まずは湯本を目指す。
早川を渡り、温泉に入るため湯本富士屋ホテルへ♨️

早川。水が澄んでいる。
ホテルのロビー

日帰り温泉は2500円で高めだけど、湯本駅に近く設備は綺麗で、洗い場や内風呂は広く、また、露天風呂もあり大変満足🈵
以上で、外輪山の縦走日記は終わるが、この時期の箱根外輪山は綺麗な富士山が見れて楽しめるので、また、機会を作り別の外輪山を登りたい⛰️🗻

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