ちょっと怖い体験話2nd(専門学校時代part2)
昔、体験したちょっと怖い体験をまとめてみました。
専門学校に通っていた時分の話。
●バイト仲間と夜のドライブで・・・・
当時、私は某ドーナツチェーン店でバイトをしていました。
そのバイト仲間と体験した話です。
あれは、専門学校2年の秋だったと記憶しています。
専門学校は2年なので、就職活動を終え東京の企業の内定を
もらっていた。
当時はバブルのまっさかり、
通っていた学校はプログラム系の学校であった。
バブルといっても、当時、北海道にはプログラム
の仕事はほぼなく東京へ就職する事を決めていた。
5社ほど東京の会社の内定をもらい、
バイトを再開した、そんな晩秋の夜。
バイトの後輩で同じ年のI君、N君と、飲みにいった。
(2人はこの街の大学に通う バイトの後輩 後から入ってきた)
居酒屋で飲み、その後、I君の下宿で3人で飲みなおしていた。
(この2人とは東京にでてからもしばらく付き合う事となる。)
I君の下宿のごはん(確かカレー)をたべていた様な記憶が・・・
あと、I君はコーヒー好きでミルで挽いたコーヒーをふるまって
くれた。
バイトで誰がかわいいとか、
だれがむかつくとか、
(夜勤は男のみだが、昼は高校女子がたくさんバイトしていた)
どーでもいい話で盛り上がっていた。
時間は0時をちょっと回っていたとおもう。
まー この流れからいくと当然・・・・
きたよ!きました!!
そう、肝試しにいこうという話になる 。
※あー やな流れ、2人には前回の話はしてあったのだが・・・・
この街には自殺名所 XX岬という場所があり、
そこにいこうという話になった。
車をもっていたのはI君。(T自動車のSレット)
今回は、運転しない事を告げる。
※前回の教訓をいかす、なら、いかなけばいいのに・・・。
運転は、I君、後部座席にN君、助手席においら
いざ、出陣
XX岬は、彼の下宿からはそれほどは離れてはおらず30分弱で到着。
XX岬は普段(昼間)は観光客がそこそこ 訪れる場所であり、
ひろーい駐車場が完備されていた。
晩秋なので誰もいない。
(夏場はカップルやら、肝試しやらの車が必ずいるのだが)
車から降りて、3人で岬の方へいく
ま~ なにもおきない
車へもどると、N君だったかが「他にないの?」
物足りなかったらしい!!
怖い場所ではないが、
そこから、15分ほど移動した場所で、級友から聞いた
とある場所がある事を思い出し、場所を告げる。
そこに行く事になる。
※実はほんとにやばい場所がそこから、そこそこ近いふ頭にあったのだが、
そこは教えなかった。
その場所とは、
小さな墓地の入り口、そこに一台の車が毎日止まっている場所。
級友の話では、この車の中には人が毎晩寝ている。
奥さんが亡くなったらしいのだが、それからずっと
ここで寝ているらしいという話。
※数回級友とこの場所を通り毎回、車が停まっている事は
目撃していた。
到着、
車が止まっており、ゆっくりその場所を通りすぎる。
「ほんとにいるんだ」
I君だったかがつぶやき、なんとも言えない雰囲気になった。
旧市街の方へ戻る。
※この街は、昔、栄えていた旧市街と、今の新市街に
大きく分かれる作りとなっている地形。
(旧市街の)「繁華街の方いってみる?」
まー 男3人である、あわよくばって気持ちは
あったと思う。
少し、その場所から移動、時間は3分位だったか。
前方30mぐらいに、真っ白いワンピースの後ろ姿が目に入る
2人にも見えるとの事。
人だろう。
かなり可愛い雰囲気
ゆ~っくり車を近づけながら、
声をかけるため助手席の窓をゆっくり開けようと
くるくるとノブを回し、窓を全開に、
この時点で真横、
車は徐行状態
声をかけようと、その女性を見た
尋常じゃない
なんとも言いようのない恰好をしていた。
手は2本とも、だら~んとして
前傾姿勢、
ロングの髪(貞子みたいなかんじ)がダラーと垂れ下がってる
顔が全く見えない
これヤバイやつだっ
「出して!!」 おいらとN君の声がそろう。
N君は後部座席から見てたらしい。
※おいらは 3回ぐらい「出して」を連呼したと思う
窓を閉め、ドアロックをかけた。
運転のI君は「?」
「やばい」、「やばいからっ」て叫ぶ
I君も 横を向き やばい事に気が付く
急発進
30mぐらい距離ができた、ところでサイドミラー越しに確認。
追いかけてきてはいなかった。
だが、相変わらずあの恰好のまま・・・・
100m 多分相変わらずあの恰好のまま・・・・
150m カーブでみえなくなる。
ほっととした。
この後、そこを通らない別ルートでI君の下宿に帰宅
なぜか、判らないが、このあと謎のテンションで
24時間営業の露天風呂に1時間かけて風呂に入りにいき
朝を迎える。
おいらもだけど、I君 N君も露払いをしたかったのだと思う。
I君、N君も見えていたことから推測すると
おばけ的なものではなく、たぶん、「人」
後日、例の場所近くに住む友人にこの体験を話したところ
「う~ん 人かもね 近くに病院あるから」
っていわれた。
ただし、そんな話はきいた事がないっていってた。
幽霊 かもしてないし、人かもしれないし
そういえば、白いワンピースって思ってたけど
病院で着る入院着(頭からかぶるやつ)だったかも・・・・
(今、記憶を手繰ると裸足だった気が・・・)
あれは、なんだったのか。
皆さんはどう思います?
幽霊より人の方が私的には怖い気が・・・・・
なにも、なくて良かった。
偶にこの2人とあうと、いまでもこの話は必ずする。
それぐらい強烈な記憶である。
今日の話はここまで、
皆さんお付き合いいただきありがとうございました。
実はもう何個か、専門学校時代に経験した
ショートな話がありまして、機会があれば
まとめて書きます。
次は就職してからの体験談を書こうかなと、
それでは、ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?