ほ ろ よ い
ってすごくないですか?
まだ発売されてから歴史の浅いお酒だと思うんです。
たくさんの種類のお酒がある中で。
ぶぁって出てきて。
いまでは日本中誰もが知ってるお酒になりました。
「ほろよい」って言葉自体に僕は魅力を感じます。
英語には訳せるのだろうか。
ほろほろと心地よい楽しい夢心地な気分を感じさせる柔らかい言葉。
たぶんフォントも手伝って
よりそんな状態がイメージしやすいんだと思います。
そして
飲みものなのに「世界感」がある!!
僕はこれを云いたくてこの文章を書いてる。
パッケージの雰囲気なのか
それとも味の名前のせいなのか
あのパッケージを見るとなんだか文庫本の表紙のようなそんな。
めくりたくなる。
味の名前もずるいと思うのだ。
「パイン」ではなく「冷やしパイン」
「あんず」ではなく「涼みあんず」
「りんご」ではなく「秋色りんご」
なんだかその味がここまで運ばれてくる物語が頭に浮かんでしまう。
そう 僕は世界感があるものが大好きなんです。
まさかそれを感じる飲み物があったとは…
きっとこの夏もほろよいを通して生まれる物語が日本中のあちこちであるのでしょう。
なんて素敵なことだろう。