自動車の免許とるまでの話

自動車の免許取るまでの話 01

# きっかけ

免許なんて取るつもりがなかった。移動は自転車とバスと電車で足りる。
お金だってそんなに余裕はない。貸与の奨学金と給付の奨学金、あとは長期のバイト2つを掛け持ちして、短期のバイトをたまに入れて、学費や昼食などを賄ってる。こつこつお金をためて、先日はiPadproを買った。だから、免許を取るほどのお金の余裕はない。

しかし、成人式の日に母にお願いされた。あなたのために稼いだお金よ、と少し涙を浮かべて。母がお金を出してくれると話した。
ぼくは、数年前と比べて母が夜勤に入っていることが多いなぁと思っていた。でもそれは、兄弟が2人とも卒業→入学するからお金かかるんだろうなと呑気に考えていた。まさか自分のことまで考えていてくれていたとは思っていなかった。

断るわけにはいかない、いや、絶対に免許をとってみせると意気込んだけど、「いや、そんなに緊張しなくても(免許は)取れるよ」と母にっこり。ぼくが車を運転できるようになれば、祖父母の病院へ連れて行くことも、兄弟の通学の送り迎えをすることもできると思う。そうすれば家族が楽になる。

友達と遠くに行くときや彼氏とデートに行くときにも、車が運転できれば、相手だけに運転させて申し訳ない気持ちにならなくてすむなぁ。

でも正直不安。よくどんくさいと言われるから。昔から、人に話す&Twitterに書くことで不安は解消できたから、書いてみようと思う。量的にTwitterだと足りなそうなので、noteに書いてみる。

共感してくれる人がいたら面白そう。

# 申し込み

お金は母が出してくれるので、母と一緒に申し込みへ行った。狭い道の先にあったので、こんな場所に自動車学校があるのかと思った。

対応してくれた方が、ぼくが通っている大学の野球のファンらしく、「いい校歌ですよね」と言われた。正直に、大学の校歌は入学式以来聞いたことが無いことを告白。今の大学生にとって校歌ってなんだろう。高校までは、同じ仲間で歌える曲があるのっていいなぁと考えていたけども。

視力検査はこんな簡単で良いのかと質問したら、最低限が見えるかどうかを測るものらしい。なるほど。

無事申込みが終わり(実は無事ではなかった)、母に感謝を伝えながら帰宅。

スケジュール表のようなものを確認してから知ったが、友人たちがよく話していた「コウカソクテイ」は「効果測定」と書くのか。
てっきり、「高架測定」かと。高速道や橋でスピードを測るのかなぁと考えてたら全然違った。

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