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悪癖③:インタビュー欲が凄い(オチなし)

まじで駄文ですが、悪癖シリーズ2年ぶりですね。。

前置き(インタビュー未遂)

20代の頃、初めてのサラリーマン(営業)を辞めようかな~って思っていた時にたまたま高校の時の友人(女性)に声をかけられてとあるクリームを売る仕事をしないか、と誘われたことがありました。
辞めても何もしたいこともねぇ!と思っていたし、当時同棲していた彼女も手伝えそう、ってことで一緒に新宿のファーストフード店で久しぶりに会い、話を聞きました。

◯◯クリーム(ちょっとこれ、名前調べたらネット上で当時の事とかわかってしまうのですが・・・)という、皮膚症状に効く薬で、なんか中国だかで作った何らかの成分が・・・と詳細は忘れましたが、非常に良く効くクリームで、その友人も使ってすごく肌の調子が良いとの事。
主にネットで販売しており、在庫を自宅に確保して、注文が来たら郵送作業をするだけで月◯◯円くらいにはなるから、ぶっ通しの仕事でもなく他の仕事しながらでも出来るから手伝って欲しい、とか言われて・・・。

今書いていて、これめちゃくちゃ怪しいやつじゃん・・・って思うのですが、
その友人、高校は違えど、色々と縁があって一緒に短期海外ホームステイをした時に知り合い、少なくともわたしは馬が合うと思っていて、電話をすると数時間は話し込んだりする仲でした。モノの捉え方とか感性がかけ離れているとは思えない人だったので、何の警戒もなく話を鵜呑みにしていました。

一緒に話を聞いた彼女も、割と人に対する警戒心が強い人だったのですが、初対面で「悪い感じはしない」という感想・・・

そんで、
もうすぐ仕事辞めるし、とりあえず検討するよ~
じゃあまた連絡するね~
って感じでその日は終わり。

数日後、外回りで車を運転している時に彼女から電話がかかってくる・・・
「この前会った◯◯さん、下の名前は△△だよね・・・」
「ん?そうだよ」
「今、帽子被っているけど、ニュースで逮捕されているところが映って名前が出てた・・・」
「えっっ?」
「そんで、例の宗教団体のアレがアレで・・・」

毒ってワケじゃあないけれど、含有成分に問題があり、薬事法違反で逮捕。売っていたのは地下鉄のアレで有名な宗教団体(当時名前は変わっている)。そして友人は信者でした。
いつ入信したのか、はわかりませんが知り合ったタイミングでは地下鉄のアレ直後の頃で、やっぱタイムリーなのでアレやべぇよな~とか他の友達も含めて一緒に話していたこともあったはずなんです。

わたしは興奮しながらすぐさま友人に電話をしましたが、当然というか留守電・・・
「あ、もしもし!ニュースの事聞いたよ!別に販売を誘われたことに文句とかはなくって、むしろ凄く興味があるんだけど、自分達って地下鉄のアレを散々身近な恐怖として認識していたじゃん。そこからどういった心境で入信したの?なんか理由とかあるの?その辺ちゃんと話をして聞いてみたいから出来たらまた電話して!」
細かい言葉遣いは覚えていませんが、上記のニュアンスをハァハァしながら早口でまくしたてました。

当時は今のように「自分が知り得る情報なんてほぼ必ず何らかの意図が乗っており形が歪んでいる」なぁんて具体的に考えてないし、テレビのパワーがまだまだ凄くて、少なくともごく一般的な、逮捕=悪、だとか宗教=キ◯ガイ、に近しい感覚を持っていたはずなのですが、その感覚で一緒に地下鉄のことも話したことがあり、自分が他の人よりも共感を以って接することが出来た人が入信するということは、自分が知り得ない何か理由とか別の事実があるのではないか。

そこを本人に聞いてみたい!

だったのですが、当然折り返しはなく、あれから連絡は途絶えてしまいました・・・。

電話した後、
あれ?数日タイミングがずれていたら、おれもタイーホ?事情聴取?
ってことを落ち着いて考えて、「まじやべぇ~」とまた興奮しておりました。

といった感じで、何か矛盾に感じるところ、ギモンに思うようなきっかけがあるとデリカシー度外視(最近は一応なるべく怒られないような態度で攻める・・・)で
直接本人を質問攻めしたい!
のです。

インタビュー例

あるおばあちゃんと雑談している時・・・
おば「~~~でね、何だかわたし、待っていられなくてイライラしちゃってやめちゃったのよ。」

あっこれ、気になってた!
高齢の方って以前よりせっかちになる、ってやつ。

「あーそれ、前々から気になっていたのですが、高齢の方ってせっかちになる、ってよく聞くんですよね。あれってどういうメカニズムなんでしょうか。例えば、もっと若い人で仕事が忙しいとかで時間に余裕がない人がせっかちでイライラするならそういうこともあるかな、って思うんです。でも◯◯さんは今何か急いでやらなきゃいけない!って追われるような状況ってあまりないじゃないですか。仕事に追われたりすることもない。当事者としてその時どういう心境でせっかちになってしまうんでしょうか?」
おば「・・・・・・もうそういう理屈じゃないのよ。」
「ああ~・・・なるほど。」

興味深い・・・

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