DXが進まないのは「完璧主義」だからだ

今回は

えっ、なんで当社のことをご存じなんですか？

と、思わず声が出てしまうような記事がありましたので、ご紹介いたします。

うわべだけの「キラキラDX」にだまされるな、取り組むべきは大企業病の治療だ

特に、文中で示される以下のスライドには非常に感銘を受けました。

「キラキラDX」企業の問題地図
https://active.nikkeibp.co.jp/atcl/act/19/00134/071500040/?

これは本当によくできているスライドだと感じます。特に

「完璧主義」「失敗を許さない」が真ん中にある

のが本質をついていると思います。失敗してはいけないから、これまでの慣習を変えられないし、失敗してはいけないから意思決定も遅い。また、失敗した時の責任を明確にするため、縦割りが進むし、失敗した時も「ちゃんとやりましたよ」と自己弁護できるように煩雑で重厚な手続きがあるのだと思います。

結局、「失敗してもいいよ」と言えるかどうかなのだと思います。

失敗を恐れる組織は永遠にDXを実現できません。

それを改めて実感いたしました。

（おわり）