キレイごと
コロナに感染した人に「大丈夫ですか?」と心配するフリをしてあれこれ聞き出し、話のネタにしようとする人。「戦地に二度と子供たちを送らない。」を合言葉にしていたはずなのに、何の主義・主張も持たない団体。「戦争をしないために戦力は持たない。」と言いながら、その国の言語を排除しようとする人々。
表面に表れるものがキレイごとであればあるほど、メッキが剥がれた時の落胆が大きい。
確かにキレイごとは、集団の秩序を維持するために必要不可欠と言える。しかし、キレイごとは通用しないことがあった場合、「なんだかんだ言っても結局、みんな最後は自分が良ければそれでいいってことやんな」っていうシラけたような、諦めのような空気が生まれてしまう。この空気感は、前向きなものすべてを蝕んでいく。
この空気が子供たちにまで侵食した時、この国は…
キレイごとは、それぐらい大きな代償を支払う危険性を孕んでいる。キレイごとは、「これはキレイごとだ」と自覚した上で、頑張る為の大義名分という認識で事にあたりたいと思った週末でした。
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