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祈りに効果はあるのか
ウイルス、戦争、地震、あまりのことにこの世の終わりを感じてしまいます。そして、人間の無力さを感じずにはいられない、なんとも言えないこの閉塞感。
「僕みたいな一般人にできることなんて何もない」と思ってしまいます。
果たして、本当にそうなんでしょうか?
確かに私たちは、薬をつくることもできませんし、戦地に赴いて戦うこともできません。新聞に乗るような高額寄付もできません。でも、私たちは祈ることならできま
公立学校教育一周回って
今まで学力向上と言えば、授業展開について協議することが中心で、学習規律といった授業に向かう姿勢を話し合いのテーブルにのせることがはばかられていましたが、この流れが少し変わってきたように感じています。
例えば、全国学力・学習状況調査に関する県のシンポジウムなんかは、今まで国語、算数・数学といった教科のあとに質問紙調査についての説明という流れが定番でした。(順番を気にすること自体なかったですが…)しか
学校運営協議会の可能性
これからの学校教育を考えていく中で大きな可能性を秘めているのが、タイトルにした「学校運営協議会」だと考えています。
私の暮らす地方の中の地方、いわゆる“田舎“では、新規採用候補の教員から任用を拒否されることもあると聞いています。
今や地方の学校は教員定数を満たすことも厳しい状況です。
管理職のなり手がいない。教員も足りない。危機的状況にあるのは誰しも感じていることと思いますが、この状況を回避するた
教育委員会事務局の上席に求められる資質
「教育委員会事務局のレベルが下がった」と先輩方から耳の痛いお言葉をいただく今日この頃です。
お言葉を返すようですが、実際に働いている私としては、レベルが下がったというより、組織構成が時代にマッチしていないと感じています。
市町村教委の中核となる課長席はその多くが国や県で頑張ってこられた方々です。国や県の教育はどのような方向に向かっているのかという“情報“、国や県の職員との“人脈“は市町村教委に多く
知ってます? 教育委員会
「教育委員会ってえらいさんやん」
久しぶりに会った教え子に言われますが、
確かに教育委員会は“えらいさん“ですが、
私は残念ながら教育委員会“事務局“の職員。
さらにさらに、私の住む県も市も教委から
学校に管理職として戻っていきます。
教育委員会はゴールではなく、経由地なんです。
この立場の人間が、一般の方がイメージされる
上位下達してると思われますか?
本当に教育委員会の改革が必要なら、まずは