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七夕賞分析「天の川のようなバランスで?」

 こんばんは、ヒデです。夏本番にはまだほど遠いはずなのに7月4日には12万5000年で最も暑い日だったらしいですね。この夏はどうなってしまうのでしょうか。JRAも来夏からお昼休みを挟むなんてニュースもありますが、果たしてどうなるのでしょうか。
 さて、金曜日に七夕だったこともあり、天体大好きJRAさんには外せない七夕賞が行われます。当日は福島競馬場もあいにくの空模様となる予報ではありますが、どのような馬が有利な傾向となっているのでしょうか。早速見ていきたいと思います。それでは本日もよろしくお願いします。

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七夕賞分析まとめ!
1.瞬発力と持続力のバランスが重要に
2.善戦or巻き返し二択なり
3.斤量増が好成績
4.ノーザンダンサー血に要警戒

1.天気が持つならばバランスが重要に?

 週末は雨となる予報ではありましたが、土曜日にちらっと雨がぱらついた程度で道にはほとんど影響なし。このあともあまり雨は降らないようですので、良馬場の施行はほとんど間違いないでしょう。
 過去5年良馬場で施行されたのは2度だけと、あまり良馬場での施行ではありません。しかも18年は稍重から良馬場に回復した直後でしたので、こちらもあまり参考にはなりません。そのため、22年を参考にするのが良いでしょう。

 では、昨年はどのような傾向だったのでしょうか。それを紐解いてみると「バランス」が非常に重要となってきます。
 昨年は今年と同じく良馬場が長く続いた開催で、中団からしぶとく上がってきた馬が34秒台の末脚を使って馬券内を独占。逃げた馬や後ろから追込みすぎた馬には厳しい展開となりました。

 これが今年も起こる可能性があるということです。つまり、そこそこ早い上りと長い末脚の持続力を兼ね備えなければならないということになります。つまり、バランスが非常に重要になってくるということですね。
 33秒台にもローカルや中山の決着にも対応できる馬を狙っていくのがよいといえそうです。

2.善戦or巻き返し!

 連勝を目指す舞台ではありませんし、ハンデ戦ということもあって馬券になるのは前走善戦した馬、または凡走した馬にほぼ二極化します。善戦した馬に関しては前走非根幹距離であるのがマスト条件。中山の芝2200mや東京や京都など、比較的坂が緩やかなコースで好走した馬がそのまま好走しやすい形となっています。
 一方凡走した馬は斤量変化で好走確率がアップします。今回斤量増となった馬は【 2- 1- 0- 6/ 9 】で単複の回収率は100%超、斤量減の馬も2勝するなど(いずれも過去10年、18年を除いた良馬場開催時4回集計)、良馬場ならば距離変更はマストな状態。こちらも意識しておいたほうがよさそうです。

3.曲がってもサンデー系×欧州系

 良馬場の七夕賞ではサンデー系×欧州系の形が非常に好走しやすい競走に。なぜなのかは簡単で、1のバランスが良いからです。サンデー系で瞬発力を補完し、欧州系で持続力いを補完する形でかなりハマりやすいということでしょう。
 欧州系は欧州ノーザンダンサー系などのイギリス色が強い血統でこそ輝き、持続力をより補完できる形となっているのでしょう。
 実際に、良馬場では16年に勝利したアルバートドックはディープインパクト産駒に母父Unusual Heatでヌレイエフ系、14年を制したメイショウナルトもハーツクライに母父カーネギーでサドラーズウェルズ系、と安定感抜群でした。
 唯一対抗できる米国系はいつも欧州系が活躍しているときに一矢報いる活躍することも多い米国ノーザンダンサー系が中心。従って欧州系とノーザンダンサー系で狙っていくのが良いでしょう。

 もちろん、kingmambo系も走らないわけではありませんがルーラーシップ産駒程度しか走っていませんので、多少の割引が必要。軸にはできない印象です。

4.該当馬

 それでは七夕賞の該当馬を見ていきましょう。

5.カレンルシェルブル
バランス○    上がり対応○    短縮○   同斤△   血統○

 春は福島民報杯を制覇。不良馬場の新潟大賞典を度外視すれば決して対応できないわけではないと言えます。この馬も白富士Sの上がり33秒7から福島民報杯の上がり35.4秒まで対応している器用なタイプですから、人気が下がっているのは美味しいです。血統もハービンジャー産駒と欧州ノーザンダンサー系。狙い目です。

9.レッドレグレナント
バランス○   上がり対応○    短縮○    同斤▲   血統○

 ディープ×欧州系というこの競走の完成形。激走しそうな雰囲気ムンムンですよ。休み明けに近い間隔、東京でも中山でも上がり勝負できる末脚は魅力的。前走のような持続力勝負だけでは分の悪いタイプでしたが、ある程度スピード勝負になるならばこの馬に光明差し込んでもおかしくはないはず。期待できます。

11.フェーングロッテン
バランス○   上がり対応△    斤量増○   短縮○   血統○

 今が狙い目のブラックタイド産駒。前走の鳴尾記念は止まってズルズル下がってもおかしくない展開の中、2位追走から最後まで驚異的な粘りを見せクビ差の2着。もちろん、コースの助けはあったでしょう。ただ、それにしても素晴らしいパフォーマンスでした。追って味のタイプなのは母父キングヘイロー譲りかもしれません。こちらも欧州系ノーザンダンサー系ですから、改めて期待。

業務連絡と独り言…

 クリーンエネルギーのみで競馬場を営業するイベントが今年は各地で行われるようで。次は福島競馬場らしいです。単純にすごいですよね。
 福島競馬場は遠征するならば割と近場なのに行ったことはありません。いつかは行きたいです。
 そう言えば願い事は書きましたか?私は書く機会に巡り会えませんでした笑何なんだこの話。
それでは!
ヒデ


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