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京都金杯分析「コース替わりで初笑い!」

 あけましておめでとうございます、ヒデです。いよいよ2024年の開催がスタートします。そして京都金杯は4年ぶりに京都競馬場で行われるいつもの金杯。そのため今回は20年までの5回を参考に分析していきます。
 さあ、果たしてどのような馬が有利な傾向となっているのでしょうか。早速見ていきましょう。それでは本年もよろしくお願いいたします。

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1.差し有利も前目有利!

 京都開催の金杯は4年ぶりということでかなり久々。それだけに私ももう一回見直しました。そこで見えてきたのは意外と後ろからでは馬券にならないということです。
 実際に16年から20年の開催で3角通過2番手から8番手で通過した馬は【 4- 4- 3-26/37 】で大半の馬はこの距離帯にいることがわかります。特筆すべきは複勝回収率。前述の条件では複勝回収率113%に対して9番手以下から好走した馬は複勝回収率37%と雲泥の差。とにかく後方からくる馬はそれ以外の条件をクリアできる人気馬を狙っていくにとどめておくのが良いでしょう。

 また、穴馬で見たときには内枠が有利な傾向です。3枠と4枠は複勝回収率100%超と安定感を示していますから、若干内枠が有利になっていると考えるのがよさそうな傾向。
 そして馬齢は若いほうが良いようです。こちらも意識したい傾向となります。

2.阪神の実績馬が好走できるもの!

 この競走で好走できるのはとにかく阪神で実績のある馬。阪神競馬場で3勝クラスを勝利した馬やオープンクラスのマイル戦で3着以内に入っている馬は好走しやすい傾向にあります。
 前回20年勝利したサウンドキアラは前走リゲルS勝利、その前は京都のマイル戦長岡京Sでオープン昇級を果たすなど人気になるだけの戦歴がありました。
 さらに穴馬に関しても2019年に11人気ながら3着になったミエノサクシードは2走前のポートアイランドSで勝利経験がありましたし、16年13人気2着のテイエムタイホーも1年前に阪神マイルの武庫川Sを勝利して昇級するなど、人気薄でも同じような経験がありました。
 今年も阪神競馬場で実績のある馬を中心に狙っていきたいところです。

3.京都でも新年はキンが幸福!?

 中京競馬場ではロードカナロア産駒を初めキングマンボ系が強い傾向にありましたが、これもキングカメハメハ系が好走しやすい傾向。過去5回の京都開催の金杯ではkingmambo系が5回出走して4頭が馬券になるなど複勝率80%のハイアベレージを残しています。
 そしてその対抗になりそうなのが芝に強いサンデー系。特にハーツクライ産駒やステイゴールド産駒、マンハッタンカフェ産駒など、中距離に強いサンデー系が好走する傾向にあります。
 特に穴を開けるのはこサンデー系。前述のテイエムタイホーはニューイングランド産駒、そのほか20年に14人気3着のボンセルヴィーソもダイワメジャー産駒と穴馬は余計にその影響が強くなっているといえるでしょう。

 サンデー系かkingmambo系が父または母父系に入っていなければ馬券にならないので、そこは意識して馬券を組み立てていく必要があります。

4.該当馬

 それでは京都金杯の該当馬を見ていきましょう。

4.トゥードジボン
内枠〇 先行〇 前走〇 血統〇

 近走逃げているのが気になるものの、今回は逃げ馬候補が多くこの馬はそこまで逃げられなさそうです。ただ、これが今回は功を奏しそうで、レース傾向的にはかなり期待したい一頭です。
 イスラボニータ産駒はマイルがいちばん適性がありますから、このレースならば昇級戦でもこなせる可能性が高いでしょう。内枠で闘争心を高める形での好走は昨年の京成杯オメガリッチマンでも証明済み。今回は好走間違いなしではないでしょうか。

9.セルバーグ
中枠△ 先行○ 前走〇 血統〇

 この馬の戦歴を見てみるとブラックムーンに似ているイメージ。中京記念を勝利していたり、阪神芝マイルで好走した経験のある点をクリアしているのも心強いですね。
 エピファネイア産駒はそこまで相性は良くないですが、冬の芝ならば克服可能とみるのが定石になりそうな予感ですから、好走に期待したいところです。

15.ドーブネ
外枠〇 先行〇 戦歴〇 血統〇

 冬によく走るディープインパクト産駒。一昨年の12月に3勝クラスを突破すると勢いそのままに白富士S2着、中山記念3着と好走。その後も芝がタフよりとなれば馬券になるというのを繰り返しています。
 血統的にもサウンドキアラの勝利やフィエロの3着など、馬券に安定してなっていますから、心配はなし。勢いに乗っているオーナーの力も借りて勝利に期待です、

業務連絡と独り言…

 京都で行われるシリーズはまだもう少し続きます。そして今年からは阪神競馬場のリニューアルに伴い阪神と京都の違いを見る一年になるのではないでしょうか。変化が続く年こそ配当妙味的にはチャンスといえます。今年も楽しみましょう
それでは!
ヒデ

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