みやこS分析「ないのに坂!?」
おはようございますヒデです。残念ながらブリーダーズCで日本の勝利はなし。悲しいですが、これも競馬。切り替えで分析をしていきたいと思います。今回は4年ぶりに開催される京都開催のみやこS。前回の京都開催は三連単47万馬券が飛び出す大波乱でしたが、はたしてどのような馬が有利な傾向なのでしょうか。早速みていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします!
1.先行有利の考えは捨てるべき!
多く施行されるダート競馬、やはり前残りというイメージは拭いきれません。「行った行った」という言葉があるほどです。そんな差しの決まりにくいダートですが、クラスが上がるとどうでしょうか。先行抜け出しで勝ち上がってきた馬だらけになります。結果としてダート重賞などはスローペースのレースにはなりにくい傾向に。
このレースでも過去5回の開催(14〜19年、18年はJBC開催により中止)でも前に行ったが勝利したのは絶好調だったテイエムジンソクのみ。それほど後ろから進める馬が有利なるのです。
そのため、このレースでも長い末脚を使える馬が有利になることは間違いありません。19年に馬券になった馬のコーナー通過順を見てみると以下のようになります。
このようにどの馬も後方から長い末脚を使って馬券になっていることがわかります。一つの要因として京都は阪神に比べて末脚比べになりやすいということが挙げられます。3コーナーの坂で一気にスピードに乗れるからですね。この傾向がありますから、今年も後ろからの馬を狙っていくのが良いでしょう。
2.ポイントは坂を物ともせず差す!?
前走ローテをみてもあまり有効なローテはあまりせん。ただし、差し展開と仮定すればある一つの結論が見えてきます。それが「坂不問で差せるタイプ」ということです。前述の通り中京競馬場や阪神競馬場といったコースは最後の急坂で減速を迫られるため、末脚を伸ばせない傾向にあります。それをお構いなしに差し切れる馬というのはこのレースに向いている可能性があると言えるでしょう。下記に坂ありコースで実績があり、この競走でも活躍した馬を並べてみました(過去5回)
このように急坂を苦にしないタイプは好走ケースが多数散見されます。今年も坂ありコースの実績を最上位に捉えるのが良いかもしれません。
そして、穴馬の条件はローカル小回りで長い脚を支えたタイプ。これは15年1着のロワジャルダンが該当。直線の短い福島で連勝しての挑戦でしたから、かなり信ぴょう性のあるデータだと考えられます。
これら二つの傾向を頭に入れて出馬表を見てみましょう。
3.スピードと長い末脚?
ダート的な長い脚とスピードの加速力が必要ならばミスプロの血は欠かすことができません。前述の中ではウェスタールンド(母父Marquetry、コンキスタドールシエロ系)や16年1着アポロケンタッキー(母父Gone West)など、ケースが多くあります。これはミスプロの加速力で持続力を補完して速く長い脚を繰り出せるバランスです。とりあえずはミスプロを父または母父に含まれているかどうかをみておきましょう。
また、米国系優位なのは日を見るよりも明らかで、19年などはAP Indy系が激走し連対圏を独占していました。そのほかVice Regent系の血が効果的。これらの産駒も短距離に適応できるだけのスピードを補完していることが多いからです。
このスピードをうまく持続できた馬だけが長い末脚を生かして進出可能にしているということ。今年もこれらの傾向を重視して狙っていきたいところです。
4.該当馬
10.ホウオウルーレット
→前走は11番手追走から追い込んで勝利。馬場の助けはあったにしろ急坂のコースでこのパフォーマンスは圧巻。これならば昇級後いきなり勝利や馬券になるという出来事が起きてもなんら不思議ではありません。今回も期待です。
12.ペプチドナイル
→前走はマイペースにいけなかった、いわゆる「逃げられなかった逃げ馬」ということになります。今回楽にいけば混戦を完封する可能性も秘めており、ノーマークというわけには行きません。元々が長い末脚を使えるキングカメハメハ(=ミスプロ)系ですのでここで一撃も十分含みです。
15.セラフィックコール
→今年の有力馬の中では一番期待できる馬。まず枠がいいですね。連勝中の内容もよく、前走は阪神で捲りきり勝利。相手なりに走れるというのは確実にプラスですから、自分の競馬ができればいきなりの好走も。
業務連絡と独り言…
さすがに勝負レースまでには手が回りません。全レース予想はしているのですが。そして今猛烈に眠いです。コーヒー入れて今日の競馬に臨みたいと思います。笑
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