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新潟2歳S分析「早期の重賞は経験重視で!」

 こんばんは、ヒデです。2歳戦もいよいよ重賞戦線が本格的にスタートしていきます。その最初の重賞が新潟に際S。世代初のマイル重賞であるこの競走。過去10年勝利したのは4人気以内というバリカタな印象を受ける重賞ですが、果たしてどのような馬が有利な傾向となっているのでしょうか。
早速見ていきましょう。それでは本日もよろしくお願いします。

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1.ロングスパート=実力!?

 新潟芝1600mは初角への距離よりも4角からゴール板までの距離のほうが長い異質なコース。それだけに上がりはマストで必要になります。当然と言えば当然の話ではありますが。

 従って、主場や同コースで好走した経験のある馬がとにかく走ります。この特徴があるからこそ、人気馬がそのまま好走するという構図が出来上がるのです。
 実際に昨年1着のキタウイングは新潟芝1600mを勝利、一昨年1着のセリフォスは阪神の新馬戦を勝利していることからもいかにこの傾向が強く出ているかがわかります。

 特に夏で早い上がりが必要な舞台になりますから、余計に現時点での実力を如実に映し出す鏡になりやすいレースです。人気がそのまま好走するのはそよあたりに要因があるのでしょうから、今年も上がりの出せる人気馬を中心に狙いましょう。

2.経験と主場の好走歴が物を言う!

 これは先ほどの章と被ることになりますが、主場や新潟の同コースで好走した経験が重要になってきます。先ほど例に出したケース以外にも21年2着のアライバルは東京の新馬戦を勝利していますし、同年3着のオタルエバーも新潟の新馬戦を勝利しています。

 やはり同距離が重視されます。これは経験があった方が良いということを示しています。1400mのダリア賞から来た馬は0で延長は全くと言っていいほど好走できていません。それだけマイル以上を経験した馬を重視した方が良さそうです。

3.舐めたらアカン欧州系!?

 芝が綺麗で上がりが必要という舞台であることからサンデー系が圧倒的有利で、米国系などが良い…ように思われがちですが、実はそうではありません。欧州系が好走しやすいのです。
 例えば一番の出世したセリフォスは父ダイワメジャー、母父Le Havreで欧州系。同年3着のオタルエバーに至ってはリオンディーズ産駒×母父Redoute's ChoiceでDanzig系となっており、一見新潟で走るタイプとは思えません。それでも事実は走ったのですから、いかに欧州系の瞬発力とその持続力が重要かわかります。

 欧州系を重視して予想することこそが的中への近道になるのかもしれませんので、意識してみるのが良いでしょう。

4.該当馬

それでは新潟2歳ステークスの該当馬をみていきましょう。

5.ルクスノア
上がり○   中京デビューV◎    血統○

 中京デビューは17年にフロンティアが勝利した相性の良いローテ。上がりも出ていますが、35秒台なのが気がかりです。直前の調教では坂路で52秒台を出すなどスピードは十分。血統構成的にも今回穴を開けるのはこの馬。

10.ヒヒーン
上がり○   阪神デビューV○   血統◎

 理想的な血統構成、阪神の新馬戦は上がり33秒台で押し切るスピードは折り紙付き。父ジャスタウェイと同じ大和屋暁氏所有というのも何か縁を感じますね。差しでも好走できそうですから控えて解放する競馬で。

業務連絡と独り言…

 今回は短めになりました。note始めてから最も短いかもしれません。それでも好走できそうな馬は見つかりました。
 そのほかの印や買い目は勝負レースで。
それでは!
ヒデ

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