見出し画像

「ダサいこと」はするな

弊社キャスターにもいわゆる行動規範、スタートアップぽくいうとValueのようなものは一応定められています。一応といったのは全然浸透していないし、たぶん社内での認知度5%未満くらいだからです。社内で浸透させるような施策もとっていないし、ほとんど日頃の会話にも出てこないので当然といえば当然です。
ちなみにキャスターの行動規範はこちらです。

1、グラデーションな働き方を実施し、そして推進する
2、誇りの持てる仕事を作り出し、プロフェッショナルであり続ける
3、批評家にならず、実務家になる
4、透明性高く、正直であれ
5、優しい不正解より、厳しい正解を

https://caster.co.jp/

はい、この記事を読んでいるキャスター社員でもおそらく知らないでしょう笑
上から簡単にいえば、働き方の常識とやらを疑え、自分たちの仕事を誇れるものにしよう、手を動かせ、嘘つくな誤魔化すな、厳しくても正しさを優先しろ、ということなので働き方の規範というより人としてこうあろうの方が近いかもしれません。

私は2016年からキャスターの取締役として仕事をしてきています。今の取締役や執行役員で見てもおそらく代表の中川と一緒に仕事をしている時間も会話した量も多いと思います。その私からするとキャスターのメンバーに対して求める基準はたった1つです。それは

「ダサいこと」をするな


ですね。

ダサいの基準は人それぞれです。そしてその基準を合わせろとは思っていません。人それぞれダサいと思うことはあるでしょう。少なくともそんな仕事やそんな働き方はするなということです。例えば、先日書いたnote「お客様は神様ではありません」で言っていることも要約すればダサいことをするなということです。我々はオンラインアシスタントやオンライン経理、採用などのプロフェッショナルとしてお客様に向き合っています。その対価として月々の費用を支払っていただいているわけですが、逆にいえばそれ以上でも以下でもありません。その関係性を崩して自社に有利にしようとしたり、弊社のスタッフに対して無理難題を突きつけてくるお客様にへりくだることはダサいことです。

働き方に関してもそうです。
キャスターは「リモートワークを当たり前にする」ために会社を運営していますが、リモートワークが特段スペシャルなものだとも思っていませんし、リモートワークで運営できている自分たちはすごいでしょ?とも全く思っていません。むしろそうやって自分たち最高!リモートワーク最高!という姿勢はダサいことです。
サービスの価格を高くすることもそうです。価格を安くすることはリモートワーカーは安く雇える、と言っているのと同じなのでそれはダサい。販売するときも値引きは一切しないのですが、値引きしないと売れないサービスだと言っている行為であり、自分たちで自分たちのサービスの価値を下げる行為なのでダサい。自分の仕事に対して向き合わずに持ち場を守れないのはダサい。他人のせいばかりにして口だけ動かすのはダサい。

こういった例のように「ダサいこと」をするな、が唯一メンバーに求めていることです。




いいなと思ったら応援しよう!