子どもの体験格差について思うこと

何がきっかけかはわからないが、格差という言葉がここ数年で使われるようになっている。格差とだけ抽象的に使われることもあれば、体験格差、収入格差、資産格差、など何かに限定した格差について述べられることが増えた。

例えば、先日こんな記事があった。

子どもの体験格差とは、家庭環境(親の仕事や収入、家族構成など)や住んでるエリアなどによって子ども時代に体験できることに差ができてしまい、それが将来の仕事や人間形成にも影響を及ぼすというものだ。

私は都内に住んでいて6歳の娘がいるが、娘が興味を持ったことがあったらだいたい近くに体験できる場所が普通にある。バイオリンでも絵画でもトランポリンでもチアリーディングでも英語でも習おうと思えればだいたい教室はあるし、美術館や図書館、動物園、水族館、など施設も充実している。行こうと思えば当日であってもすぐに行くこともできる。

もちろんそれを実現するには、仕事の休みの取りやすさや収入も関係している。これがパート勤務でシングル家庭だったら連れて行くのは無理だろう。
たしかにそういった文化的体験は貴重だ。そして子どもが多様な経験をすることによって得られることは大きいのだろう。

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