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リモートコミュニケーションの処方箋

リモートワークが一般に広がって早2年弱が経過しようとしている。いまだにリモートワークについては賛否さまざまな意見があるのは事実だ。もちろん業種によるものもあるし、言っている人の主観に基づくものもあるが、少なくともZoomやmeetを使ったミーティング、SlackやChatworkなどのチャットツールを使ったテキストコミュニケーションがメインになっていること人は増えた。


そんな環境変化の中でよく目にする意見がある。


「オンラインだと相手の熱量が伝わらない」
「オンラインだと相手が何を考えているのかわかりにくい」



このような意見は根強く、世代を超えて発生する意見である。確かに相手がどのくらい前のめりなのか、夢中で喋っているのかなどは言葉だけではなく身振り手振りや表情の変化などから読み取ることが多かったので、オンラインではわかりにくいのはそうだろう。

だが、いつまでもそんなことを言っていても仕方ない。
おそらくコロナ禍が終わっても、一度根付いてしまった以上、オンラインミーティングやチャットを使ってのコミュニケーションが仕事現場からなくなることはない。

であれば、違和感をどう乗り越えるか、どう対処するか、に頭を切り替えるべきだと思う。今回は、そういった悩みを感じる人を中心に、オンライン時代のコミュニケーションについて考えてみる。

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