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#21 運命は変えられる
運命、宿命という言葉があります
よく耳にすると思います
宿命は、屋根の下に人が百人いる命と書きます
自分がどの国に、どんな両親のもとに、
また、いつの時代にという、
私たちが努力して選択できない、
なんともし難い、これが宿命です
運命は、命を運ぶと書きます
私は今、この文章を書いていますが、
この後、お昼ご飯をいつ、どこで、何を食べるか
選択することができます
自分で決めることができます
仕事にしても、どうやって今日はするか、
努力したり、改善したり、
自分で決めて行うことができる、
私の命をどう運んでいくか、これを私の選択で、できる
これが運命です
世の中には、2つのことがあります
自分で選択して努力できること、それができないこと
また2つの人がいます
自分で選択して努力することを見ている人、
それができないのを見ている人
歴史を見ていくと、今よりもっと
社会の身分がはっきりしていた時代に、
農民出身から天下統一を成し遂げた人がいます
あるいは、武家の王国に生まれ、
将来の王を約束された王子という身分を捨て、
豊かな暮らしやお城、そういったものをすべて捨て、
無一文になり、出家された人もいます
それぞれ全く正反対の、宿に命を宿して、
全く正反対の、命を運んだ人
「宿命と運命」
財産も家も無くしてしまったとしても、
一度、それらを自分で作ることができた人なら、
もう一度作ることができます
仕事もお金も無く、絶望している
これは仕事をしていないから、お金が無いんです
この世の中、まったく仕事が無いでしょうか?
日本では無料で、求人広告を見ることができます
人がひとり生きていく分の給与は頂けます
運命というのは、信じる信じないではないです
神秘ではないのです
今日、今まさに自分が何をするか、
これも信じるものではないです
今日、私は何をするか、これが運命です
頂いた給与、あるいは報酬などで、
その日、その月、生活できればいいんです
人生というのは見ている方向が違えば、
見える風景、景色がまったく違ってきます
自分の人生に絶望したという人は、
ないものを見ています
自分の人生に絶望していない人は、
あるものを見ています
ないものをないないと言う人、
あるものをあるあると発見できる人、
宿命は選べませんが、
運命は自分で選択できます
ですから言葉遊びはやめましょう
ないものではなく、あるものに目を向ける
Focus on what you have, not what you don't
ないものではなく、あるものに目を向ける