#69 大事なのは「覚悟」よりも「決断」
私たちは日々、
幸せを求めて生きています
「幸せになりたい」
「幸せに暮らしたい」
「幸せになろう」
このように言ったり、使ったりします
まるで「幸せ」というものが、
ずっと先にあるように
そして努力しなければ、
そこに行けないことのように
今、あなたは
「幸せ」ではないのでしょうか?
そもそも「幸せ」ってなんでしょうか?
ここですごく迷ったりします
スッタニパータという、お経の中で、お釈迦様が
「幸せ」についておっしゃられた言葉が書かれています
長いのでここには書きません
興味がある方は、ぜひ読んでみてください
一つ言えるのは、将来素敵な人と素敵な家を建てて、
子どもが何人で、あそこに旅行に行って、などとは
どこにも書かれていません
結婚するときなどもそうですが、多くの方がある種、
「覚悟」を決めなければと考えがちです
この「覚悟」、どちらも「さとる」という漢字です
「覚」、2度と迷いの世界に戻ることのない気づき
「悟」、日常の生活の中で、わからなかったことが、ふと、わかる気づき
これが「覚悟」です
なので、そうそうできるものではないと思います
多くの場合、「覚悟」は難しい
ですから、それを決めるには「決断」をしなければいけません
自分の決断を、自分の責任においてしてきた人というのは、
たとえ失敗しても、どこまでも落ちていきません
自分の人生は、誰も決めてくれません
自分自身で、「決断」していくしかないです
つまり、自分が「決断」して生きること、
これ自体が、「幸せ」です
「覚悟」なんてまだまだできることじゃないです
だから、うまくいってもいかなくても、
自分の責任でやるんだと「決断」するんです
それによって、私たちは段々と大人になっていきます
ぜひとも、大人をみんなで増やしていきませんか
「幸せ」をもっと考えてみませんか