【技術士試験】他人の論文を丸暗記では受からない理由
はじめに
皆さん、こんにちは!
ヒデ@毎日勉強です。
今回は、技術士試験で「他人の論文を丸写しでは受からない理由」について解説していきます。
これは、私が技術士試験を研究した結果と元試験官の方からの情報をまとめたものです。
私も昨年は、技術士試験合格に向けて必死に勉強してました。
やはり一番合格への近道は、技術士の方の合格論文を真似することです。
はっきり言うと、一番効果的で、丸暗記して同じ問題が出れば合格すると思います。
では、なぜ丸暗記では受からないと言うテーマなのでしょうか?
説明していきます。
①採点基準が違う
例えば、毎年のように技術士資格の指導している人や昨年度合格した人の論文は大きく参考になります。
しかし、その技術士が何十年も前に取得した人の論文だと、今の試験の合格する論文とは違います。
ましてや、昨年度に合格基準が変わっており、コンピテンシー重視になっています。
なので、だいぶ前の論文をいくら丸暗記していても合格しません。
論文を現役で書き慣れている技術士に、論文の書方を添削してもらうとかは、効果があると思いますが、できれば最新の技術士合格者に添削してもらった方がいいです。
②問題のトレンドが違う
技術士はその年のトレンドの課題を問題として出すことが多いです。昨年度であれば建設部門で「オリンピックに伴う交通渋滞の解消」とか出ていました。
しかし、今年も出題される可能性は0では無いですが、オリンピックは延期になったので出にくそうですよね。
このように、毎年少しづつ違ってきています。
この先の日本にとって大きな課題から出されることが多いので、他人の論文を丸暗記していても、毎年同じ問題が出る確率は低いです。
③そもそも丸暗記できない
そもそも、あれだけの量の文字を常人では丸暗記出来ません。
また、試験当日はあれだけ時間がないので、少しでもつまずくとそこで終わります。
しかし、自分で考えて書いた論文は覚えています。
なぜなら、自分が本当に思ったことや意見については、いつでも書けるからです。
④対処方は、公式(テンプレ)を暗記
では、丸暗記ではなくてどうすれば良いか?
公式(テンプレ)を暗記して、あとは自分の知識を加えるだけです。
この公式の通りに、自分の頭にある専門知識を使っていけば、応用も効きます。
なので、丸暗記と言う非効率な事をしているようでは合格しないので、公式(テンプレ)を暗記して効率的に合格していきましょう。
技術士の公式(テンプレ)の記事は別で書いてますので、参考にしてください。
おわりに
と言っても、他人の論文は絶対に見ておいた方がいいです。
合格する人=正解を知らなければ、自分も正解になりません。
他人の論文は丸暗記ではなく、1つの情報として多く集めることに越したことはないです。
ぜひ、多くの他人の論文を集めて、自分だけの論文スタイルを作ってください。
他にも、技術士の合格を目指している人で、ご依頼があれば新しい試験制度に対応した合格のポイントや、添削も指導しますので私にご依頼ください。
また、実際に私が技術士の合格点に達したと評価された論文を公開していきますので、そちらも参考にしてみてください。
ありがとうございました。