【技術士試験】採点項目の解説(点数UPの方法)
皆さん、こんにちは!
ヒデ@毎日勉強です。
今回は、技術士試験の採点項目について解説していきます。
技術士試験の突破の重要なカギになるのが、採点項目です。試験官が何を求めているのかを考えて、その通りに解答すれば合格します。
採点項目は技術士HPに書いてあります。しかし、では実際に何を書けば良いのか、何を求められているのか分からないと言う人のために、簡単に説明していきます。
それでは、説明していきましょう。
①必須科目Ⅰ
評価項目は、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち、専門的学識、問題解決、評価、技術者倫理、コミュニケーションの各項目」と記載されています。簡単に分解していきます。
専門的学識:技術部門全般にわたる専門的な知識を理解しているか
→その技術部門の専門知識を書く
問 題 解 決:複合的な問題を捉えて、適切な課題を抽出できているか
抽出した課題に対して、最適な方策を提案できているか
→問題から課題を抽出、その対策を書く
評 価 :得られた成果や波及効果を評価し、リスクを理解できているか
→方策の良い点と悪い点を書き、その改善点も書く
技術者倫理:公衆の安全を考慮できているか
→技術者倫理に関することを書く
コミュニケーション:的確に表現し、試験官と意思疎通できているか
→図や表を入れてわかりやすく書く
②選択科目Ⅱー1
評価項目は、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち、専門的学識、コミュニケーションの各項目」と記載されています。
これらは、他の科目と重複する部分は省略します。
他と違って専門知識を図や表を使って的確に書ければ点数がもらえます。
③選択科目Ⅱー2
評価項目は、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち、専門的学識、マネジメント、リーダーシップ、コミュニケーションの各項目」と記載されています。
他の科目と重複する部分は省略して、簡単に分解していきます。
マネジメント:普段の業務において、きちんと計画を立てて、要求事項を満足する
のように遂行されているか
→業務遂行手順及び留意点を書く
リーダーシップ:多様な関係者の利害等を調整出来ているか
→関係者と調整する項目を書く
④選択科目Ⅲ
評価項目は、「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち、専門的学識、問題解決、評価、コミュニケーションの各項目」と記載されています。
他の科目と重複する部分は省略して、簡単に分解していきます。
専門的学識:選択した科目の専門的な知識を理解しているか
→選択した科目の専門知識を書く
ここは、ほとんど必須科目Ⅰと同じです。違いは、選択した科目についての専門知識が必要です。
⑤まとめ
リーダーシップやコミュニケーションとか、実際論文でどうやって表現するのかとかお分かり頂けたでしょうか?もちろん、これ以外の方法で表現できることもあると思います。もう少し詳しく論文の書き方が知りたい方は、私が公開している論文の「公式」を参考にしてみてください。
以上が、技術士試験の採点項目の解説でした。私も独学ではなく、先輩技術士や元試験官の方から合格ノウハウを学び、自分なりに合格方法を研究しました。
もしご依頼があれば新しい試験制度に対応した合格のポイントや、添削も指導しますので私にご依頼ください。
また、実際に私が昨年度の試験新制度になってから、合格点に達したと評価された論文を公開していますので、そちらを参考にしてみてください。
これからも、技術士合格のポイントや方法を紹介していきますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました。