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iPhoneアプリ一人開発の記録 - QoMeal 開発編 Part 2

前回の記事に続き、料理記録アプリ QoMeal の開発時に各ステップで考えたことを紹介します。

ステップ3: 機能の明確化

前ステップで明確にしたユーザーストーリーを元に、アプリが提供すべき機能を明確にしました。

料理記録アプリ QoMeal のユーザーストーリーは以下のとおりです。

夫(もしくは妻)として、以下の条件に当てはまる料理をすぐに検索できるので、私は妻(もしくは夫)に適切な献立を提案できる。
 ・最近食べていない料理
 ・美味しかった料理

上記を実現するためには、以下の機能をアプリに実装する必要があると考えました。

  • 機能1: 料理の検索機能

    • 機能1-A: 検索条件の指定

      • 評価の高い(美味しかった)料理のみを表示するための機能

      • 最近食べていない料理のみを表示するための機能

    • 機能1-B: 検索結果の表示

      • 検索条件に合致する料理のみを一覧で表示する

  • 機能2: 料理の登録機能

    • 食べた料理の写真、名前、評価、日付などを記録できる機能

  • 機能3: 登録した料理の管理機能

    • 機能3-A: 登録したすべての料理を表示する機能

    • 機能3-B: 登録した料理の編集・削除機能

実際は、上記の各機能をさらに詳細化し、各機能がユーザーストーリー実現のためになぜ必要なのかという理由も明確にしました。

ステップ4: 競合アプリの調査

アプリの機能を明確にした後は、競合アプリの調査をします。

求められている機能を全て提供するアプリが既に存在するのであれば、自分でそのアプリを開発する必要性は低いでしょう。

例えば、料理記録アプリ QoMeal  を開発した際は、料理を記録できる機能を持つアプリを競合アプリとし、合計17個のアプリを調査をしました。

競合アプリの調査結果の一部

調査の結果、全ての機能を提供するiPhoneアプリは存在しなかったので、自分でこのアプリを開発することを決めました。

以降のステップに関しては、次の記事で紹介します。(この開発記録は Part 4 まで続く予定です。)

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