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ポール・マッカートニー写真展にいってきました(素人がプロになるための260週の記録)

(第86週)
六本木ヒルズ シティビューで開催されている「ポール・マッカートニー写真展」に行ってきました。
こちらは、ザ・ビートルズの全盛期1964年〜65年くらいにポールのスナップ用のカメラで撮影された1000枚以上の写真の中から選んだ作品を展示会にしたものです。
世界的に有名なミュージシャンが撮った写真の個展は以前、ザ・ポリスのアンディ・サマーズの写真展に行ったことがあります。
彼はライカユーザーで、ライカからはアンディ・サマーズモデルが製作されています。
一方、今回ポールが主に使ったカメラはASAHI PENTAX SV 、PENTAX Auto-Takumar 55mm F2、実物も展示されていました。

今でも十分通用する美しい様式美のPenta

55mmレンズということで、作品の7割はバストアップのポートレートでしたがで、作品展の最初のポール自身の紹介文で、「僕は写真家ではないので、見たものそのものを撮った」と述べていました。
確かに、ジョン、リンゴ、ジョージをはじめ、フォトジェニックな被写体だったので、写真としての作品の良し悪しよりは、表情だったり仕草だったりに目がいってしますのすが、中にはいろいろ調光を試したポートレートもあったり、前ボケ、後ろボケをうまく使って被写体といかしたりなかなか素晴らしい作品ばかりでした。

盟友ポールが向けたカメラだけあって、イキイキとした素顔のジョン
ステージ前か、緊張感のあるジョージ
なかなか構図がいいですね
いろいろ調光パターンを変えたポートレートも飾られていました。

構図や意図的な調光を試作した作品があったのも、知らなかったのですが、ポールの最初の奥様のリンダはもともと写真家だったのです。
かなりアクティブな女性だったので、ポールがカメラを構えた横からいろいろアドバイスする姿が目に浮かびます。
フィルムコマをそのままプリントしたものも多く展示されていて、どんな順番でシャッターを切っていったかもわかりたいへん興味深かったです。

こういうの撮影者の意図が見えて面白いですね。

作品の8割はモノクロでしたが、後半のアメリカで撮られたカラー写真もなんともいわゆるアメリカンニューカラーぽい感じでとても好きな作品群でした。

この3枚が今回の作品展のお気に入り、ポールから見たビートルズって感じ

開催期間は9月24日までなので、ぜひご鑑賞ください。
今日はこのへんで。。。

今回の戦利品

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