X-H2のサブカメラのチョイスは?〜X-Summit 2023 BKK(素人がプロなるための260週の記録)
(第20週)
今週は本当はライカプロフェッショナルストア東京で行われている(今日まで)野村誠一先生の個展のことを書こうと思っていたのですが、昨夜、X-Summit2023 BKKの映像が公開されましたので、そっちを書きます。
発表されたのはエントリー機のX-S10の後継機 X-S20です。
今朝からYoutube界隈ではレビュー動画がガシガシあがっていますね。
旧型のX-S10は一時期所有していたのですが、機材整理でドナドナとなってしまいました。S10はつくりのチープさはいがめないですが、静止画、動画どちらにも強くコスパ最強のカメラだったと思います。
今回は第5世代のX-Processor 5時代のアップデートなので、どのようになるか興味津々でした。
で、コアの部分は第4世代のCMOSセンサーと第5世代のX-Processerの組み合わせでした。なるほど、そういう手があったかというのが第一印象。
X-H2、X-T5で第5世代のCMOSセンサー、プロセッサーを積んで4000万画素を実現したので、エントリーモデルはどうなるのかと思っていました。
第4世代と第5世代を組み合わせて、2600万画素でまとめるのは、製品戦略として真っ当だと思います。
特に今回 X-Processer 5を入れることでAF性能の向上を図ったのでもともとS10のコンセプト(動画も撮れる)からは正常進化でしょう。
X-Summitでのデモ映像をみて、これはX-H2Sのエントリーモデルというポジションなんだなと思いました。
実は今、9月から出張カメラマンの仕事をやってみないか(アルバイト、研修レベルですが)という話がでてきていて、X-H2のサブ機を検討しています。やはり、現場にカメラ1台で出て行くのは、リスクがあるので2台持ちになるのですが、所詮まだ副業カメラマンなので、同じ機種を2台持ち合わせるには思いがいたりません。同様の撮影ができて、できれば軽い、リーズナブルな価格、またH2とは別の楽しさがある。。。
という贅沢な条件が。
さてX-S20はそれに値するモデルとなるのでしょうか?
実感として第4世代と第5世代は画素数以上の描写力の差があります。
サンプルは以下です。
2枚ともほぼ同じセッティングで撮っています。
Webではわかりづらいかもしれませんが、4000万画素、2000万画素との差こそあれど、紫の色の階調が全然違います。(プリントすると一目瞭然)
よくライカが空気感が切り取れるとか、湿気のある画像という言葉で語られますが、X-H2で撮った写真は、それに近い艶っけのある絵がでてきます。
さて、X-S20、第4世代と第5世代のハイブリットは、どんな絵が出てくるのでしょうか?
実機を触るのが楽しみです。
でも、レンジファインダー型 X-Pro3 の後継が第5世代4000万画素ででてきたら即買いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?