Pro3 vs Q2 ~愛が憧れに勝った日(素人がプロなるための260週の記録)
(第42週)
9月のX-Summitから、早2ヶ月。X-Pro4アナウンスの大きな期待は夢破れました。これほど大きな期待を持っていたのは、X-H2を半年使い続けて、第五世代プロセッサーのしっとり湿気のある絵作りに、人生、過去最高カメラという満足感があったからです。
しかしながらX-H2は、風貌、重量ともに撮影作業用のカメラであり、サブ機となったX-Pro3のように、毎日もち歩きたい、お酒を飲みながら愛でたいという類のカメラではありませんでした。
第5世代プロセッサーを積んだX-Pro レンジファインダーが欲しい。
日々思いは募るのでした。
そもそも、数年前、ニコンから富士フィルムに全面的に乗り換えた理由は、ライカへの憧れがスタートでした。
ライカの独特の色、美しい解像感と、とろけるような開放での絵。自分が好きな写真は間違いなくこちらなのです。
しかし、富士フィルムのカメラを借りて、フィルムシュミレーション、特にクラッシッククロームとアクロスで写真を撮った時に衝撃が走りました。
自分の撮りたかった写真はこれかもしれない。
カメラを返した日にX-Pro3をポチりました。
それから2年。
X-Pro3を愛でる日々は続くものの、ライカへの憧れは消えることなく、いつかはライカの思いは変わりませんでした。
もちろんM型、M Type240、M monochrom 246など、夜中になんどポチりそうになったか。。。
でも、プロフォトグラファー修行中の身としては、いろいろ機材が必要でライカの世界に入っていくには資金がありません。
X-Pro3も趣味の世界の領域カメラではありますが、いざとなったらX-H2の代替として使うことができるという理由もあります。
今年、ライカQ3が発売になり、一瞬Q2も市場からなくなりましたが、ここ数ヶ月 中古は50万円台くらいに落ち着いてきています。
これなら手が届くということと、X-H2を常用していること、X-Pro4が出なかったことで、X-Pro3を売ってQ2を手に入れるシナリオが頭をよぎる日々でした。X-Summmitで期待の第5世代プロセッサーX-Proが出なかったので、この際、Q2を買って見ようと思っていました。
しかし、決断する前に、もう一回 X-Pro3回りの情報を見て歩こうとここ数日Youtubeや雑誌、Webのレビューなどを見直しました。
そして、発見がいろいろ。
・まず中古価格がやばい。
僕の持っているDRブラックは中古でも23〜24万で販売されており、市場在庫は希少となっています。僕が買った時は20万7千円でした。
・X-Pro3のレビューには愛があふれている
フジのカメラというカテゴリではなく、X-Pro3大好きの人の愛がすごい。発売から4年経っても、まだその魅力をレビューで書いたり、話したりしている人が熱い。。
僕の知り合いも、2度手放して、中古を再び手に入れたという人がいます。
やはり、理屈はともかくこのカメラは唯一無二のものなのだと思いました。
でも、でも、X-Pro3にもう一回興奮するような何か新しい刺激がほしい。
で、ポチったのがフォクトレンダーNokton 23mm F1.2とMacro Apo-Ultron 35mm F2の2本のレンズです。
実はNoktonはいつか欲しいと思っていて、Goopassで何度も借りたのですが、23mm (フルサイズ35mm)、35mm (フルサイズ50mm)、どっちがいいか問題に悩まされ購入を保留していました。
23mmも約6万円、と値段が手頃になってきたので、マクロの35mmと合わせてポチりました。
Nokton、Apo-Ultronの話は長くなりそうなので、届いた後に書いてみます。
愛が憧れに勝ったというお話でした。。。
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