意外とすばらしい操作性〜X-H2(素人がプロなるための260週の記録)
(第17週)
Fiji film X-H2投入から2週間が経ちました。今週は操作性について少し書きます。以前の記事でX-H1を使っていた理由を書きました。
Fujiのカメラの特徴として軍艦部にISOやSSのダイヤルが付いており、レンズの絞りリングを加えると自分の好きな設定をダイヤルでセットして使える。マニュアル撮影において変更も楽ちんということをあげました。これはFujiの愛好家ほぼ全ての人がFujiのカメラを好きな理由にあげると思います。
さらに、X-H1では、シャッターのドライブモード、測光もすべて上部のダイヤルで操作ができるようになっていました。
今回、H-X2にアップデートされることで、Hシリーズは、軍艦部のダイヤルがデザイン変更となりました。
SS、ISOのダイヤルが廃止され、ISO、WBはボタンで呼び出した上で十字キーで操作し、SSは全面のダイヤルで操作します。
上部のダイヤルには、他のカメラメーカーと同様にマニュアル、絞り優先、SS優先およびカスタム設定の呼び出しがダイヤルに割り当てられています。
今回、X-H1からアップデートするにあたって、これが理由でX-T5に移行した人が多いのではないでしょうか?
X-T5はアナログダイヤルのデザインはそのままになっています。
僕も最初は、このダイヤルのデザイン変更はどうなんだろうと思っていました。
しかし、使ってみるとこれがドンピシャでした。
また、Fujiのカメラの最大の魅力は、間違えなくフィルムシュミレーションです。Fujiはフィルムメーカーの強みを生かして、過去製造したフィルムの色をカメラ内で再現しています。その数、19種類。
その美しいJPEG撮って出しの色味を楽しむのがFujiのカメラと使う魔力だと思います。
そして、ほとんどFujiユーザーは、それをベースに自分でカスタム登録して使用していると思います。
僕は、自分の好きな写真家さんのカスタムを真似したり、様々なサイトで紹介されているレシピを最大数の7つ登録して、
ここは、モノクロ(アクロス)で撮りたいとか、ここはアーバンな感じ(クラシッククローム)で撮りたいとか、この風景は鮮やかな感じ(ベルビア)でとか、このカスタム登録を切り替えて使っています。
今までこの切り替えは、本体裏にあるQボタンで呼び出して切り替えていました。これが今回の新しいダイヤル設計で、簡単に切り替え、呼び出しが可能になりました。
これが見事に使いやすい。むしろ、みんなこの仕様にしてほしいと思いくらいな感じです。
Fujiファンのみなさん、ぜひ一度ショールームで試してみてください。
最後に、カスタム登録でつぎつぎ切り替えで写した作例を貼っておきます。
では、また来週!