お宮参り撮影のトレーニングに行ってきました(素人がプロなるための260週の記録)
(第68週)
昨年秋から七五三、成人式の前撮りを着物レンタル会社と委託業務契約を結ぶことができ、週末出張カメラマンのお仕事をここまで7件ほど経験させていただきました。先週はその延長上で春、秋の案件としてお宮参り撮影のトレーニングに参加してきました。
お宮参りとは、生後1ヶ月くらいに氏神様に誕生の報告をする儀式として執り行うものですが、最近は100日前後に行うお食い初めの儀と一緒に行う場合が多いそうです。
うちにも3人の子供がいますが、3人ともお食い初めと一緒に行いました。
多くはご両親はスーツまたは奥様のみ着物で、赤ちゃんには帽子、スタイ(よだれ掛け)、ドレス、赤ちゃんを上から包む祝い着というスタイルになります。
前頭的には、お父さん側のおばあちゃまが抱いて祝い着をかけるのがしきたりのようですが、最近は奥様、旦那様はもとより、両家のおばあちゃまも含め順番に抱いて祝い着をつけるようなことが多いようです。
では、カメラマンの役割は?
着物レンタル会社の所属なので、ただ撮影するだけではなく祝い着の着付けのお手伝いが必要です。
トレーニングでは、まず室内で祝い着の着付けについて学びました。
赤ちゃんモデルには医療用の新生児人形を使いました。
最初に大事なのは、手を消毒(ノンアルコールの消毒ジェル、スプレー)することをご両親に告げる。しかしながら、やたらむやみに触らない、なおかつ的確に帽子、スタイをセットする。
次に、赤ちゃんの顔が見えるように縦抱っこの指導をします。
赤ちゃんが二人目以降ならばいいのですが、新米のパパママはこれがむずかしいようです。
(前述のように、うちは3人子育てしましたが、お子さんのいないカメラマンはこれが難しかったようです)
そして祝い着の着付け。
着物の柄がきちんと見えるように左右バランスをとってセットし帯を閉めます。
悪戦苦闘ののち、参加者みんななんとか着付けができるようになりました。
そののち、実際の神社で撮影をしました。
実際の撮影となると、50~70カット納品の想定なので、ほぼ七五三同様に参道、鳥居、手水舎、本殿などなど10箇所くらいポイントをつくって1箇所50〜60枚くらい撮っていく感じですすめました。
しかしながら、七五三と違って、祝い着をつけたままの移動は困難を極め、またご家族様の複数の方が赤ちゃんを抱かれるので、祝い着を着付けたり、脱がしたり、運んだりで大忙しでした。その度に赤ちゃんもふくめ着衣の乱れや、パパ、ママの服装のチェックをする必要があり、撮影に集中できないのが難しい。
この日のセッティングは、
Lumix S5IIxにSigma 28-70mm F2.8
C1に記念撮影用:ポートレート、SS125、F5.6、ISO AUTO、
C2にバストアップ用:ポートレート(コントラスト-3、シャープネス-5)、SS125、F2.8、ISO AUTO
でいきました。
バストアップは特に赤ちゃんをアップで撮ったりするので。こちらはストリートポートレート講座、ウエディングで学んだキラキラ、フワッの仕上げにするためのセッティングにしました。
納品カットは、どうにかこうにか揃えられたのですが、後半だいぶNGカットを撮ってしまいました。
何かというと、今回は奥様がほぼずっと赤ちゃんを抱いて移動していたのですが、重さでだんだん踏ん張りが強くなり、ガニ股に。。。。
ファインダーから見えてませんでした。
とりあえず、納品データはOKが出たので、今後、お宮参りの案件がいただけそうです。よかった。。。。ホッ
今日はこの辺で。。。
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