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読書レビュー;「営業の魔法」を読んで

おはようございます。

本日は中村 信二著の営業の魔法の読書レビューを投稿します。とても有名な本なので、読まれたことがある方も多いと思いますがよろしくお願いします。

著者の中村さんは、高校卒業後に外資系の営業会社に入社をしました。入社初年度から2年間連続売り上げ世界top10に名を連ねたプロセールスマンであり、退職後、東京にて英会話学校の立ち上げも成功させている方です。

本書は、「選ばれた者が就ける仕事である営業」を行っている方に、エールを送るというテーマで書かれています。構成は、主人公である小笠原が営業の12の魔法を伝える紙谷との対談形式になっており、各章につき、一つの魔法について簡潔に説明されているため、非常に読みやすい点がお勧めです。

以下が本書のあらすじです。

新入社員の小笠原は、営業部に配属されてからの半年間、売上げがゼロの営業マンだった。自信をなくした彼は、毎日、朝礼を終えると喫茶店に逃げ込み、夕方までの時間をやり過ごす。ある日、喫茶店で営業マン紙谷が見込み客であろう男と話しているのを偶然にも聞く。紙谷と話すうちに魔法に掛かったかのように笑顔になるお客様を目の当たりにした小笠原は、頼み込み、営業についてのレクチャーを受けることになる。そして、一ヶ月半に渡る早朝六時からの実践レクチャーが始まった。紙谷は本物の魔法使いの如く、小笠原に十一個の魔法を伝える。本当の営業を知った小笠原は、瞬く間にトップ営業マンへと成長していた。うまくいかない営業マンだった小笠原の、「成長」と「トップ営業マンへの道程」を描いた営業サクセスストーリー。


私がこの本を読み、最も印象に残ったのは、営業を行う上での心構えについてです。

ビジネスの際、基本的には相手に利点がないと商談を進めることは出来ません。そこで著者は「自身の商品を売ろうとすることを辞めて顧客の良き相談相手となる」ことを提案しています。

説得させるのではなく、相手が一番良い方向へ向かう方法を考え、納得してもらうことが交渉において必須であり、いかに「相手のことを考え抜くか」が大切と理解しました。

また、ポジティブシンキングに関する考え方にも大変感銘を受けました。ただ、前に心を向けるだけではなく、この本にある通り、自身のビジョンから目をそらさず、楽しくも成長していく努力をしていこうと決意しました。

本書では、様々な営業に関する意識だけではなく具体的な技術についても説明があるので、お客様と関わりのある仕事の方全員に是非読んでいただきたい本です。

アマゾンではオーディオブック対応もしています。小笠原と紙谷の掛け合いを音声で聞けるため、よりリアルに営業の心構えや技術を知ることが出来ると思います。

ありがとうございました。

営業の魔法 中村信二著 Amazon.co.jp

#営業の魔法 #中村信二

営業の魔法


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