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私の原体験について

こんにちは。棚原 秀樹です。

突然ですが、皆さんは「原体験」という言葉を聞いたことはありますか?
私は最近この言葉を聴きました。

どのような本かは実際に手にとって見てください。

『原体験ドリブン 人生の答えの9割がここにある!』
著者:チカイケ秀夫さん

この本をきっかけに私自身の原体験は何かを探ってみました。
これがそうだ!と確信はないのですが、自分なりにしっくりときているので、きちんと足跡を残そうと思いました。

自分自身で判断するのが私

私は現在、個人事業主として活動をしておりますが、これまでに多くのことを判断してきました。転職は5回繰り返しました。大人になってからの判断はほとんど自分で行ってきました。転職もそうですが、現在の個人事業主という形態をとったこともその一部です。

また私は留学の経験もあります。社会人生活を捨てて、留学を決意しました。詳細はこちらのnoteを御覧ください。

もうちょっと過去を遡ると、高校進学も自分で判断していました。ちなみに私は小学校6年生の頃から、どの高校に行くかも決めており、そこに進学をすることができました。

一見、全て自分で考えて判断と行動をしてきたように見えます。でも、なぜ自分で判断ができるようになったのか?それが分かりません。

なので、当時の状況を客観的に見ることと、さらに過去を遡ってみることにしました。

今の私を形成したのは、親のおかげ

過去を遡ることでとある一つの共通点が見えてきました。

それは「親のサポート」でした。

一番近い過去でいくと前述の高校進学の時です。
私が進学した高校はサッカーの強豪校でした。ずっとサッカーをやっていた私はその高校に行って、サッカーが上手くなりたい!その一心で小学校の時からそこを目指していました。しかし、いぜ進学先を決める直前となった夜、私は親にこう言いました。

「やっぱり遠いし、7:30からの授業も大変」
「だから近くの高校でいいかな」「サッカーはそこででもできるし」

ちょっとビビってました。

でも、私の親は、

「ずっと行きたかったところなんだから行った方がいい」
「朝早くて大変なのは分かる」
「だから朝だけは学校に連れていく、それ以外の協力もする」

この言葉があったので、私は進学先を小学生の時から決めていた高校に決めました。

他にもあった親のサポート

小学2年生の時のこと。

ハンググライダーを自分で作って、競い合う大会がありました。
私は昔から不器用で、そういうのは全くできなかったのを覚えています。
でも、お兄ちゃんが出るから自分も出たい。そう思って意気込んでハンググライダーづくりに挑んだものの、やはりつくることができませんでした。

すると母親は、「もう出れないねー」「お兄ちゃんに頼ってみたら?」と言われました。

しかし、私は頼ることが恥ずかしく、半べそかきながら諦めました。

その翌朝。私のハンググライダーが出来上がっていました。
私の父親が夜中までかかって作り上げていたのです。
その時は、物凄く嬉しかったのを覚えています。

これはあくまでも一例ですが、私の親は私に対して手厚いサポートをしてくれていたことを思い出すことができました。

私の原体験はポジティブなことばかり

このように、私は幼少期から親に助けられてばかりでした。

そのおかげで諦めていたことも親のサポートによって、乗り越えることができていました。

大人になって自分の過去を振り返ると、本当にたくさんの愛情をもらって育てられたんだなと感じました。

チカイケさんの本の中に、原体験はネガティブなことだけではなく、ポジティブな場合もあると書かれていたのですが、あくまでも“今の段階”では、私はポジティブな体験しか見つかりません。

私の原体験からくる大切にしているコト(価値観)は?

過去を振り返ることで、私自身を客観的に表現すると以下のようになりました。

・私は思ったよりも一人でやろうとする
・でも一人だとできないことが多い
・一人だと諦めることが多い
・やりたいことは一人ではできない
・自分が止まった時は、誰かを頼ると成功に近づける
・自分の子供にも頼られる存在で在りたい

まだこれが全てというわけではありませんが、今のところしっくりときています。

実際に今の仕事でも、「諦めずにやりましょう」そういう言葉が多いなと振り返ります。

私の使命(ミッション)とは?

使命(ミッション)ってなんだろうという感じですが、これまでの私の体験を振り返り、私にできないことは何かな?と考えました。そこでたどり着いたのは、今までもらってきた愛情を多くの人に届けようと思いました。

私は過去に何かを諦めそうになった時でも、親のサポートによって諦めることなく、実現してきた体験があります。

この体験から言えることは、

「一人だと諦めそうなことも、誰かと一緒なら実現できる」

ということです。

もらってきた愛情=サポートすることの大切さ

こう位置づけてみました。なので、誰か困っている人、悩んでいる方々に対してできるサポートをしていこうと思います。

ビジネスの場面で悩んでいる方々の力になりたい

あなたには無理だから諦めて
自分にはどうせ無理だから諦めよう
手伝ってもらうことに遠慮している(本当は素直に頼りたいけど言えない)
他人が羨ましく、同じようにやってみたいけど、そこに一歩が踏み出せない
自分一人だけでどうにか頑張っている

ビジネスの場面において、上記のように悩んだり苦しんだりしている方々は多いのではないでしょうか?

少なからず私もそう思っていた時期がありました。

一人だとそうなってしまいます。これも私の体験から言えることです。
でも、一人ではなく誰かと一緒であれば、一歩前に踏み出せるし、成功に近づくことができます。これも私の体験から言えることです。

私は今、経営者のサポートを行っています。分かりやすくいうと、いわゆる経営コンサルです。でも、私は一緒になって前に進むことを大事にしています。

経営者が一人で悩んでいる時、ビジョンに向かって進みたいけど、進めない時など必ずそばにいるようにしています。私の親がしてくれたように。

なので、サービス提供時間という概念がありません。

いつでも連絡を取ります。近くにいる時は、顔を見に行きます。
これが私にとっての「もらってきた愛情を伝える方法」かなと思っています。

最後に

あくまでもこれは、今の段階での私の捉え方です。これから先、色々と変わると思っています。ただ、全く別のものになるのではなく、深まっていく、その過程の中で表現が変わっていくようなイメージです。

なので、次に書く時は表面は変わっているかもしれませんが、根本は変わっていないはずです(笑)

そして最後になりますが、ここに気づけたのはとある方が、私の過去を深掘りしてくれたからでした。

原体験を探すとなると、無意識にネガティブな出来事を探しにいきがちです。しかし、とある方と原体験をシェアした際に、そこではなくポジティブな見方をしてみてはどうか?と言われました。

このように、他人と原体験を深掘りすることで、自分にはない視点での気づきが生まれます。自分一人で深掘りすることもいいのですが、もし原体験の重要性や必要性を感じている自分以外の人がいたら、その方とも実践してみることをオススメします。

それでは、今日はこのへんでm(_ _)m


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