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日進月歩に小松未歩 -miho's everywhere-

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小松未歩について語ってきた記事です。 主にラジオ企画の下書き、解釈発表会の補完版となります。
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#音楽

【歌詞解釈】小松未歩の『さよならのかけら』を本気出して集めて「一つのさよなら」にしてみた

毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第10弾。 小松未歩の1曲だけで1時間話すという企画の一環として執筆する、 下書きというかカンペとなります。 開催は来週12/22。 是非興味のある方は覗きに来てくださいませ。 『さよならのかけら』は小松未歩にハマったきっかけの曲ついに二桁の大台に乗った本企画。 記念すべき第10回は『さよならのかけら』に決定しました。 この曲、個人的には彼女を強く意識したきっかけで、 それまでポジティブな印象だったシングルの中で

【歌詞解釈】小松未歩の『あなたを愛してくこと』は実はあまりあなたを愛してくことが本質ではない説

毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第9弾。 小松未歩の1曲だけで1時間話すという企画の一環として執筆する、 下書きというかカンペとなります。 開催は来週11/24。 是非興味のある方は覗きに来てくださいませ。 『あなたを愛してくこと』とはファン以外にはあまり馴染みのない楽曲かもしれません。 それもそのはず、『君の瞳には映らない』のカップリングにして オリジナルアルバムにもコンセプトアルバムにも収録されず つい最近まで、それこそサブスク解禁まで聴く機

【歌詞解釈】小松未歩の『恋心』は、本気で愛せなかったツケだったのかもしれない

毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第8弾。 小松未歩の1曲だけで1時間話すという企画の一環として執筆する、 下書きというかカンペとなります。 小松未歩の『恋心』。 『涙キラリ飛ばせ』のカップリングにして 7枚目のアルバムの一曲です。 個人的にはこちらの曲。そんなに印象に残る曲ではないんですよねぇ。 というのも―― あまりにも有名な恋心いきなり余談ですが まずこのタイトル、 どうしても相川七瀬の『恋心』を思い出してしまいます。 もしくはB'zのほう

【歌詞解釈】小松未歩の『楽園』に本気出して向き合ってみたら現代のヒロイン像に辿り着いた

毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第7弾。 小松未歩の1曲だけで1時間話すという企画の一環として執筆する、 下書きというかカンペとなります。 好きなアーティストでも、全部好きということはまずなく やはり好きな曲とそうでない楽曲が存在するのは自然なことだと思います。 そう、この『楽園』…… 正直そんなに好いていません!! 小松未歩の『楽園』を好きになるための意識改革そもそもラブソングな歌詞に共感することは多くなく ましてや相手本位な内容に若干の嫌悪感

【歌詞解釈】小松未歩の『青い空に出逢えた』を本気出して青春と郷愁に浸してみた

毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第6弾。 小松未歩の1曲だけで1時間話すという企画の一環として執筆する、 下書きというかカンペとなります。 「小松未歩の~」とは書きましたが実際はセルフカバーで 本来は辻尾有紗のデビューシングルとして書き下ろされた楽曲です。 ただ、辻尾さんはそれ以来まったく音楽活動をしていませんし タイアップ先であるアニメもまったく見ておらず 原曲を聴く機会はほぼなかったので 正直"小松未歩のアルバム曲"として以外の印象は 抱いてい

【歌詞解釈】小松未歩の『I~誰か...』に本気で感情移入してみた

毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第5弾。 小松未歩の1曲だけで1時間話すという企画の一環として執筆する、 下書きというかカンペとなります。 個人的に『I~誰か...』は 小松未歩史上、最も脆さを表している楽曲だと感じています。 楽曲の音色、歌詞の後ろ向きな言葉選び、 いつもどおり、されど抑揚の薄い歌い方。 それらすべてが、誰もが直面する哀しみの色を染め上げているようで 儚い、故に美しい一曲となっていると私は思うのです。 ビデオクリップが醸し出す圧

【歌詞解釈】小松未歩の『happy ending』を本気出してファンとの決別として捉えてみた

毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第4弾。 小松未歩の1曲だけで1時間話すという企画の一環として執筆する、 下書きというかカンペとなります。 どのオリジナルアルバムにも収録されておらず、 シングルコレクションに新曲として そして結果的に小松未歩として最後に発表された、 非常に特別な一曲です。 「happy ending」と冠されているため どうしても"最後の曲"という意味合いとは 切りはずしては捉えられないタイトル。 そしてそれまで迂遠な言い回しを

「らしさ」ってなんだ

その人らしい、らしくない なんて表現はなんだか気軽に発してしまいがちな言葉ですよね。 人というのは多面的であり 必ずしも一方向だけでは語れない複雑な生き物ですので 当然その定義付けというものにこれといった明確な正解は 本来は存在しないはず。 カテゴライズするのは無粋の極みです。 ――といったことを踏まえつつ省略して 私はつい「らしいねぇ」なんて今日まで何かしらに対して述べてきました。 先日から、小松未歩の話でTwitterが盛り上がってるので ちょっと『happy en

小松未歩旋風は気のせいじゃなかった件

先日5月28日は小松未歩デビュー日ということでした。 が、それ以上の事件が起こってしまいました。 サブスク解禁!! 昨年GARNET CROWがサブスク解禁したことにより 無いだろうとは思いつつも期待してた人はいたんじゃないでしょうか? このことにより、小松未歩がトレンド3位入り。 おめでたいですね~。 このことを予期していたわけじゃなく、 もともと予定されていた有志による喋り場も開かれていました。 私は品川みくさんと花の砂時計さんと3人で 月イチラジオを開催してい

【歌詞解釈】小松未歩の『さいごの砦』を本気出して人生の最終決戦《クエスト》に変換してみた

毎月恒例、考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第三弾。 小松未歩の1曲だけで一時間話すというラジオ企画の一環として執筆する、下書きというかカンペとなります。 小松未歩暗黒期(とは勝手に私が呼んでいるだけですが)、 つまるところ暗い曲の多い中期の楽曲にしては明るめの曲調で、 初期の爽やか小松が味わえる作品ではないでしょうか。 アップテンポで聴きやすく、 歌詞も不穏な単語をバネにハッピーエンドへ向かいます。 個人的にも好きなシングルトップ3に入るくらいお気に入りの

【歌詞解釈】小松未歩の『氷の上に立つように』を本気出して工藤新一と毛利蘭のラブストーリーに変換してみた

勝手に恒例にしようと思ってる、小松未歩の楽曲拡大解釈、 考察という域を超えて妄想をお届けするシリーズの第二弾です。 ちょうど来週の3/22に 『氷の上に立つように』一曲だけで一時間語らうというラジオに 今回もアシスタントとして出演いたしますので まぁその前哨戦といいますかカンニングペーパーといいますか 今回そんな感じの記事になります。 『Love gone』に比べると知名度が高く、 小松未歩ファンでない方でも知ってる方は多いかもしれませんね。 私も例にもれず大好きですが

小松未歩旋風 ~swaying rather than blowing~

もともと事あるごとに小松未歩の名前を出してきたのですが なにやらnoteの中だけでにわかに小松未歩旋風が巻き起こってる? らしいので、私も便乗してみようと思います。 どうしようかな。 出会いは誰もと同じくコナンで謎からなんで特に語るべくもないし。 単純に好きな曲を3曲ほど挙げてみましょうか。 ▶小松未歩の魅力その前に、彼女の魅力を語ってみましょう。 声。 殆どの曲でオーバーダビングしてるので地声が見えなくミステリアス。 それがある意味他のアーティストにはない個性。 そ