現代における「普通の40歳」とは?
日本に住む普通の40歳って、どんな人でしょう。
あくまで僕の主観ですので、目くじら立てずに、「ふーん」って感じで読み進めて頂けると幸いです。モデルケースは僕です(笑)
ロスジェネ世代の筆頭格
バブル崩壊後の失われた30年、就職氷河期真っ只中のロスジェネ世代。内閣府の調査によれば、正規雇用者916万人に対し、非労働人口が219万という社会問題となった「ひきこもり・ニート」が爆発的に増加した世代となります。
革新的な情報端末を常に体感する世代
僕たち40歳組はとにかく、思春期の多感な時期に革新的な情報端末と触れ合う機会を貰えた世代です。例を挙げると、高校入学と同時にポケベル、三年生の修学旅行の頃にはPHS、大学入学の頃にはガラケーと、節目節目で最新のデジタルコンテンツを手にした世代なんですよね。なので、現代におけるSNS全盛時代においても、抵抗なくすんなり取り込めた人も多かったのではないでしょうか?
ロスジェネ発の管理職
マイナス面だけをフォーカスすると悲観的になりがちですが、普通の高校、普通の大学でそれなりに勉強し、就職活動も普通に取り組めば、とりあえず会社員というステージに立つことはできました。
そんな僕たちが17年の時を経て、今度は組織を束ねたり、採用したり、時には責任を負い処分される立場になりました。時代は大きく変わり、成果に応じた評価制度や360度評価、メンバーシップ型からジョブ型への移行などなど、その変化の波は着実に速度を増しています。その荒波の中、現場の舵取りを担っているのが僕たち40歳組です。
現役40歳組の年収・ポジション
サラリーマンをモデルとすると、年収は800~600万のレンジ。役職では次課長~係長がいわゆる「普通の40歳」といえます。もちろん給与水準が伸び悩む日本においては、名ばかり管理職が横行しているため、ポジションはまちまち。また研究開発職などは例外とします。
マイカー・マイホームに拘る最後の世代
バブルの恩恵をまったく受けていない世代にも関わらず、バブルの名残を色濃く踏襲しているのが、僕たち40歳組です(笑) マイカーへの憧れ、特に男子たるものデートは車で送迎するもの!と本気で信じていた世代です。その流れのまま、マイホーム購入までをライフプランに組み込んでしまいがちです。
いかがでしょうか?
バブルの恩恵を受けていないのに、バブル世代の真似をしてしまう悪い癖は、あながち間違っていないと思います。でも後悔はしていません(笑)
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