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サウナ 62 行く言い訳
サウナに通っています。
時間が空いたとき、どこに行こうか考える際には、真っ先にサウナを行き先の候補に入れています。
自転車でサイクリングする際の目的地にも、自然とサウナを設定しています。
なぜなのでしょう。
サウナは入浴に付属するオマケのようなものです。
自宅以外での入浴は、レジャーの要素もありますが、それでも純粋な「レジャー(遊び)カテゴリー」には含まれないような曖昧さもあり、行きやすくもあります。
家族を持っている場合は特に、自分ひとりが「遊ぶ」ことに遠慮を感じてしまうため、自分の行動を周りがどう捉えるか、とのバランスを整えることが大事です。
この点において、サウナは「行く言い訳」を揃えやすいレジャーと言えます。
そして、私はサウナで「整う」という感覚を感じることはほとんどありません。
相当の熱を受けて、急冷した際、頭がクラクラする感覚はあります。
これが気持ちいいかと言われたら、ただ「クラクラしてる」だけです。
酒をたくさん飲んでクラクラしている感覚に近いものがあります。
私の中で、酒でのクラクラは「これ以上飲むのはストップ」という、悲しいお知らせなので、「気持ちいい」には繋がりません。
サウナは気持ちいいから行く、整うために行く、には当てはまりません。
それでもサウナに通うのは、なぜなのでしょう。
それは、おそらくこのエッセイのタイトルにもあるように、「サウナは大人のテーマパーク」であり、特にサウナで出会う知らないおっさん達の不可思議な行動が楽しいのが一番の理由なのかと思っています。
人の行動には何かしらの理由があると思っているのですが、いまだに理由の分からない行動があります。
・サウナ室の中で、独自の健康体操をする人
(サウナでの運動はなんとなく健康そうなのかも)
・水風呂に入ったあと、表面の水を両手を広げて何度もかき出す人
(水の表面に浮いている何かをキレイにしたいのかも)
( )の中は、想像での理由なのですが、次の行動は、いくら考えても理由がわかりません。
・サウナ室から出ていく時に、砂時計をひっくり返して行く人
これまであらゆる理由を考えてみたのですが、しっくりきません。
複数の施設で同じ行動をするおっさんを見ているので、「何か」理由があるはずです。