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[リバイバル]51おっさん 日本拳法始める④「顔面パンチあり」

こんにちは ヒデです。ここでは日本拳法を1ケ月ほどやってみて、一番感じたことを書きます。


顔面パンチあり

さて、私もそうでしたが、日本拳法を初体験した方が一番戸惑うのは
「顔面パンチ(日本拳法では面突きといいます)あり」という点では、
と思います。

私自身、大学時代にフルコンタクト空手(実際に相手に打撃を与える空手)を少しやっていました。その流派は試合では「手技(パンチやヒジ打ち)で顔面を打つのは反則」(蹴りはOK)でした。

よって、どちらかというと「顔面ノーガードでのど付き合い」だったので、顔面のガードがおろそかになっていったと思います。

日本拳法では・・・

もう30年近く前のことですが、どうしてもその感覚がなじめず、日本拳法での日頃の組手ではボコボコ顔面パンチを食らってしまいます。

すると組手の際に、
自分の中にどうしても顔面パンチに対する怯み・恐れがあり、
・相手に打たれたくない(当たり前ですが・・・)
・どの様に顔面パンチを打てばいいか、わからない
・顔面パンチの防御がわからない
という形で、「ま、やっていくうちに慣れるだろう」と思っても一向に進歩が見えません。

日本拳法を見てみると、組手や試合でパンチが占める割合が高いです。
ある道場のHPを一部抜粋すると

拳技

①直突き = ボクシングのストレートに相当するもので、専門的には素突(ボクシングのストレートに殆ど同じ)、捻突(空手の突によく用いられるもの)、波動拳(手首の捻転力を最大限に利用する日本拳法独自の突き)等の種類があります。
②横打 = ボクシングのスイング・フックの類。
③外打 = いわゆるバックハンドで横打と反対の方向へ外側に向かって打つ打法。
④斜打 = 横打の要領で斜めに拳を打ち下ろす打法。
⑤場打 = ボクシングのアッパーカットに相当。
とありました。

自分の感触では、組手での割合は
突き:55~70%
蹴り:15~20%
その他(投げ等)10%
こんな感じです。日本拳法連盟のサイトでも下記のとおりです
(下記一部抜粋)
<日本拳法の試合で最もよく見られる攻撃技は、パンチとキックです。つまり、拳で殴って、足で蹴る。ヒジやヒザも使えます。
 狙うのは、面金や外胴で、この部位に実際に当てる攻撃(突き・打ち・蹴り)を搏撃(はくげき)といいます>

実際に面突き(特にボクシングでいうフック系、日本拳法では「面横打ち」)を体格のいい相手から貰うと、防具の上からでも「ガーン!!」といった衝撃が伝わってよろけ、つい後ろに下がってしまい、そのまま詰められる、という結果になります(ホント下の画像の様によろけます)

日本拳法連盟のHPより

フルコン空手での「受け返し」

それで、改めて自分のフルコン空手の稽古を思い返してみると、「受け返し」(二人一組で、相手の攻撃を受けて、その後決まった場所、もしくは相手の隙のある場所に攻撃を返す一連の流れ)がありました。

大学時代、稽古の中でこの「受け返し」は必ず練習してました。
いま思うと、
・相手の攻撃を確実に受け、ダメージを最小限にする
・受けたらすぐ反撃する(反射的に)
この2点のためだったと思います。

いま、日本拳法の稽古時にはなかなかこの「受け返し」を練習する機会がありません(どちらかというと組手形式の練習が大部分のため)が、まずは
・相手から1発受けたら、1発返す(特に面突きに対して)
・ユーチューブ等で日本拳法の動画を見てみる
これで取組んでみます。

今回はここまで。

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