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50才からの大学院進学、なぜ今更大学院に通うのか



今更なぜ大学院なのか?


 ここでは、なぜ大学院に進学したのかを書いてみる。何年か前から、テストや入試、資格取得の為ではなく、全く異分野なことをなんとなく学んでみたいと考えていた。

 家庭の環境の変化も進学を考えたきっかけになった。2人の子どもが大学・高校に進学し子育ても落ち着き、子どもも遊んでくれなくなった。妻もブログや語学の学習などやりたいことを見つけ、毎日忙しそうにしている。
 
 目的は日頃の業務のスキル向上、異分野の学問を学ぶことで自分の視野を広げる。大学院の図書館で本が読めることも魅力であった。

 日常の業務は小学校で子どもにものづくりを教える仕事をしている。ものづくりや図画工作を教えることが、産業にどう役立っているかが知りたくなったことも理由の一つである。

 学生時代は機械工学を専攻していたこともあり、もう一度、ものづくりの社会的な意義について考えてみたくなった。

忙しすぎる職場、現実逃避?


ただ理由はそれだけではない。本音では日常の業務が忙しく、立ち止まると今の職場から逃げ出すことを考えたり、余計なことを思考してしまうのを防ぐ為でもある。レポート課題などに取り組むことで、フロー状態を意図的につくることができるのではないかと予想した。

 昨今、ブラックイメージの強い小学校では、常に人手不足に悩まされている。非常勤の職員を募集しても、駅からのアクセスが良くないと人が集まらず勤務する学校でも、本来、少人数制の算数を教える教員が配置されるはずであったが、1年間不在のままであった。一人の教員が配置されないということは、その一人分の業務を他の教員でシェアすることになる。

学びやすい環境が整った

 働きながら大学院進学を考えるとなると、学ぶ環境選びが大切になる。選択しとしては、通信制、夜間部などが一番に頭に浮かんだ。通信制の大学を卒業した経験から、自学自習が基本でありモチベーションの維持が課題になる。夜間部も検討したが毎回、対面で授業を受講するのは今の働き方では現実的ではなかった。コロナ禍を経てオンラインが当たり前になり、大学院の選びの選択肢も広がった。

理由は後付けであった

 理由を色々書いてみたが、結局、理由は後付けであった。入学金、授業料などの費用がかかるため、安易には受験はできなかった。
 学費を調べてみると、大学院で必要な初年度にかかかるおおよの費用は、国立約80万円程度、公立役70~100万円程度、私立(文系)約80~180万円、私立(理系)約100~180万円と学び学科によって、幅があることがわかる。

公立大学大学院の平成23年度学生納付金(参考までに)
「文部科学省 平成23年度学生納付金調査結果」(PDF)

 そこで科目履修生になることで、入学を検討することにした。
次回その記事を書くことにします。

#大学院 #社会人 #リスキリング #学び直し







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