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オタク生活55年が語る若きクリエイターを”AWAKING"=覚醒させるヒント㉙

“セブン”は特別な存在①

平日ですが、今週はGW続きモードで趣味の話
今日から4日をかけて『ウルトラセブン』の話をします。

ウルトラセブン』の本放送開始は1967年10月。残念ながら、その瞬間の記憶はない。『サンダーバード』や『ウルトラQ』『ウルトラマン』同様に、再放送での記憶からのスタートです。

『かえってきたウルトラマン』『ウルトラマンA』『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンタロウ』は本放送の第一回を記憶しているし『ウルトラマン』の再放送も何度も見ています。当然、ビデオデッキ普及、ビデオレンタル普及時に全ての『ウルトラ6兄弟+レオ』は見直しています。
(そのあとの80以降の作品は、まあ、適当に見ています)

様々な傑作エピソードがあると思いますし、怪獣・超獣戦としてだと『かえってきたウルトラマン』のタッコング、グドンとツインテール、ベムスター、ブラックキング『エース』のベロクロン、エースキラーなども結構好きな部類です。ちなみに、ティム・バートン展に行った時、彼が書いたウルトラ怪獣のイラストに“これはキーラ、これはベル星人…”と連れに解説し、周りの人が耳を寄せてきた思い出があるくらいの知識はあります。
それでも『ウルトラセブン』は特別な一作品だと思っています。

今日はまず、子供心に『ウルトラマン』よりも『ウルトラセブン』を上位に見た話しからしていきます。

あくまでも私見ですが
“ウルトラ警備隊”は“科学特捜隊”よりカッコイイ。
子供心には、まず、これが重要だったのだと思います。

今になって考えると“科学特捜隊”のユニフォームのオレンジはレスキューカラーから来ているのか!と納得もしますが、“ウルトラ警備隊”のブルーグレーベースに白のラインと黒のウエスト周りのアクセントが入ったユニフォームと紅白の色使いながらカッコいいヘルメットは最高!
そもそも、青い地球を中心に赤で描かれる“ウルトラ警備隊”のマークからして格好いいのだ。(セブンやメカは子供が描くのには難しかったらしく、このマークばかり幼稚園時代は描いている。描きやすくて格好いいデザインの見本だな。と今でも思います)

で、そのマークを一番見せてくれる数々のメカ!ウルトラホーク、ポインター、マグマライザー、ハイドランジャー…どれも格好いいが、やはり“ウルトラホーク1号”と“ポインター”の印象が強い。
子供の頃のイメージとして“ポインター”で警備して宇宙人に遭遇。宇宙人巨大化か怪獣召喚に対して“ウルトラホーク1号”発進・攻撃と言うイメージを持っている。ホーク3号よりも活躍シーンが多いし、何と言っても3機の分離と合体は発進シーンと共にワクワクした。

今見てもカッコイイ発進シーンは、照明の妙もあり『サンダーバード』の発進シーンに比べても(アレンジと言われたとしても)格好いい。子供時代には何を言っていたか判らない指示音声も含めて、僕の中ではウルトラホーク1号の発進シーンを超える発進シーンは無いと思っています。

そして、当然のことながら“ウルトラセブン”の姿にも惚れた
ウルトラアイで変身し、赤のボディに銀の胸から上の姿。アイスラッガー、
エメリューㇺ光線、ワイドショット…。
変身前のモロボシダンもカッコイイと感じ、ウインダム、ミクラス、アギラ
も大好きだった。(このカプセル怪獣での攻撃のイメージは『ポケットモンスター』のバトルイメージに影響を与えているんですよねぇ)

その後の主人公の所属チームのどれに比べても、ウルトラ警備隊が格好良かったことが子供心にワクワクした。
かつ、明日の話題になるが“モロボシダン”や“ウルトラ警備隊”には、明らかな子供に対する積極くささや、おもねる態度が無かった。

それは大人になって大好きになる部分にも重なっていました。
と、言う事で明日は、2回目 キャラクターの魅力や各種の設定を語ります。怪獣や星人に関してはあまり語りませんが。デザイン的に一番好きなのはキング・ジョー、攻撃方法的に一番印象的なのはガッツ星人です。

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