主観と客観③
はいどうも蒼骨随涉です。
さて、主観と客観の話も今日で3回目ということで予定では一括りとして終わりですが、また何か新しくこうなんじゃないか?って思うことがあれば更新するかもしれません。
最後の内容は、主観も分かったし客観もなんとなく分かった、でも実際どうやって見極めたらいいのか?だったりどのように使ったらいいのか?ということを僕なりに解説したいと思います。
ステップ1
相手と会話しているときや会議で何か話し合うときなどで話が進んで行く時にどれが自分の中の主観なのかをまず考えるようにしよう。
主観とは何か?のところでも言いましたが主観は自分の中に正確な限定された答えが眠っているのでなによりも見つけやすいです。
一見分かりづらいかも?って思うことであっても冷静に自分の心に胸を当てて考えてみましょう。
また主観は感情に左右されやすいものです。
なので感的な言葉から探すというのもいいでしょう。
ステップ2
主観以外は客観的に捉えよう。
ステップ3
主観から偽物の主観を探しだそう。
この3つめの段階が一番重要なポイントとなっています。
ステップ1にで主観と捉えたものの中には主体が自分ではないものが数多く紛れ込んでいます。
主体が自分じゃない主観は間違って限定されたものなので事実に反してしまっている可能性があるとはお話しましたよね?
この主観に紛れ込んでしまった間違った主観をちゃんと整理してあげましょう。
多くの場合はここで間違ってしまったままにしてしまうから相手との話に食い違いや勘違いが起きてしまっているのです。
ここまでやればもう主観と客観はしっかり区別されました。
みなさんお疲れ様です笑
おいおいまてよ、まだ見分けただけで使い方教えてくれてねーじゃんかっ!
とせっかちにならないでくださいね笑
ちゃんとやりますよ~。
(ちなみに今の文章の太字の部分は主観か客観かみなさんは理解できていますよね?これは私が客観的にこの文章を読んでいる方の思っているかもしれない可能性の一部を表したものなので客観ですよ?)
さてここからは私が考える主観と客観の使い方講座です!!(パチパチ)
結論から述べましょう。
己の主観を客観を通して相手の主観にせよ
どういうこと?と思った方も多いと思います。詳しく説明しましょう。
先ほどのステップ3で私たちは主観に混ざった相手の主観を客観的に捉え直すという工程をとりましたよね?
つまり本来は相手の主観だったものを自分の主観に間違えていたから客観的に捉え直しているんです。
客観的に見ると言うことは事実はどれか分からないけどいろんな候補がある状態なので答えが限定されて無いってわけですよね?
この限定されていない相手の主観を限定しましょう!ってことです!
そんなの無理だよ~って思いますか?
無理じゃ無いんです、とても簡単なんです。
良いですか?言いますよ?
その方法は・・・
素直に自分の気持ちを相手に伝える
たったそれだけ
だって相手の気持ちが分からないから勝手に自分の中でこうかもしれないって限定してしまったり、客観的に捉えたとしてもどれが答えか分からなくて困っているんです。
でもね?相手が主体の主観には限定された答えが相手の中にあるんですよ?
それを素直に伝えてもらえたらそれって答えですよね?
だから素直に聞くんです、素直に答えるんです。
例えば先ほど途中で問題のようにだした太字の文章で考えてみましょうか。
私が今これを読んでいる貴方のことを勝手に主観的に捉えて、「いろいろ教えてくれてありがとね!」って思っていると限定したらそれで終わり。
客観的にもしかしたら「え?ここで終わり?書いてることと違うじゃ無いか!」って言う人も中に入るかもしれないって捉えたからあの文章を書いたわけですよ。
でも仮に、今読んでいる貴方に「使い方については教えてくれないんですか?」と言われたら。
あっ、この人はここで文章が終わると思っているんだなと限定することが出来ますよね?
たくさんの可能性を客観の中から探して探してどれが正解かな~ってやるよりも、相手からこれが正解だよって言われたらすぐに答えみつかりますよね?
逆も同じです。
相手が自分のことを知りたいと思って客観の中から答えを探しているならば、これが答えだよって伝えてあげればいいんです。素直に言えばいいんです。
つまり自分の主観を相手に受け渡せばいい。
己の主観を相手の主観とリンクすることが大切なんです。
いかがだったでしょうか?
主観と客観を見極めるのは難しいことのように思われがちです。
しかし私の考え方を理解して素直な気持ちをぶつけ合えば、そんなに難しいことでは無くなるのではないでしょうか?
勘違いやすれ違い、会話のもつれは僕らに不安や苦痛悩みなどを与えてくるものです。
そんな一つ一つを素直な気持ちで受け答えし合い減らしていく努力を、そしてみんながそれを体現して素直になれる社会を目指しませんか?