関通【9326】通期+50%成長見込み
今回のメモは関通(かんつう)
2020年3月にマザーズに上場した老舗倉庫・運輸関連業の企業(創業34年)
最近は楽天との資本提携に加え、各種物流支援サービスやソフト面も好調。物流ロボット開発よび導入も積極的で、個人的に小さなAmazon倉庫みたいな印象を持っています。
時価総額は100億前後と、まだ小さい会社ですが、今後伸びてくる可能性があると思ったのでメモします。
事業内容は ざっくり①在庫・倉庫管理代行(EC販売支援)、②倉庫管理システム・ソフトの販売、③そのほか(コンサルなど)
①+②がメイン事業で、2020年1Qでは前年同月比+30%成長
特にコロナ禍でのEC販売増を受け、売上が急増中
設備投資(ロボットや関東圏や関西圏の主管センターの増設など)も積極的
楽天と資本提携もしており、楽天市場の倉庫管理にも進出
ちなみに楽天スーパーロジスティクス(楽天の物流配送サービス)は医薬品や食品系の倉庫保存ができないとしているが、
(楽天スーパーロジスティクス公式HPより)
関通はそのどちらも対応可。特に超大容量の冷蔵冷凍保存も関通の売りの一つで、現在は関西に巨大な冷蔵冷凍倉庫を構えるのみだが、今後関東圏にも増設が予想される。
物流倉庫系で注目したのは、基本的には取引先と長期的に関係を築くことが多く、安定した利益の積み重ねが◎ 創業30年間、ほとんど安定して右肩上がりの売上増で、
決算も前述の通り好調。通期では3年連続増益増収◎
特にすごいのは営業利益および経常利益および純利益の通期予想が前月比+50%ほどを見込んでおり、この成長速度は大変素晴らしい。現在の時価総額がまだまだ小さいことも今後の成長余地を感じさせる。成長速度が急なので目標株価の設定は難しいけど、とりあえずは4500円前後までは腰を据えて見ても良い気がしています。
以上、物流テックの個人的優良銘柄でした。
本記事は個人の意見を書いたもので、特定の銘柄購入を推奨するものではありません。また各資料は関連企業の公式HPやIR資料から個人資料として一部抜粋させて頂いております。著作権などに関わる問題などがございましたらお手数ですがコメント頂けますと幸いです。