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感受性と創造性を活かす:INFPのための成功する就職活動戦略 〜2.弱み〜

本マガジン3個目の記事ではINFPの皆さんに役立つ、就活における「弱み」の作り方、アピール方法をお伝えします。
こいつ偉そうに喋り出したけどお前何者やねんて方はこちらから、

弱みの前に強みを作る方法を教えんかい!って方はこちら↓をご覧の上、本記事をご覧くださいませ。


INFPの自己分析:弱み

私たちINFPの一般的な弱み

INFPの弱みとはなんでしょうか?
そして就活の面接では何を弱みとして設定すればよいのでしょうか?
前記事でも紹介しましたが私は自分の弱みとして直感的に行動してしまうという弱みを就活において使いました。
一般的にはINFPが抱える弱みとして以下のようなものが挙げられます。

  1. 一つの物事に集中できない。

  2. 行動、決断が遅い。

  3. 繊細

  4. 非現実的な考えをする。

このような代表的な弱みは色んなところで言われていますしINFPの皆さんは自覚あると思うのですが、こう見ると雇われ社会人としてはやっていきにくいタイプですよね笑(笑い事じゃない)

ただ今挙げた4つの弱みについてはこのように変換することもできます。

  1. 一つの物事に集中できない。  複数の物事を同時並行で進められる。

  2. 行動、決断が遅い。  丁寧、慎重

  3. 繊細  感受性が高い。

  4. 非現実的な考えをする。  常人とは違う視点からのアプローチ、新たな価値創造

そう!ここでお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが強みと弱みは面接官側に対するアプローチの仕方が全く異なります!

簡単に言うと
強み = 弱みと捉えられないように
対して
弱み = 強みと捉えられるように
キーワードと話の構成を考え、アピールすることがマストです。

裏を返すと…で攻める!

「強み」で設定するキーワードについては

裏を返すとこういう弱さがあるよね

と解釈されてしまうキーワードは設定するべきではないとお話ししました。
なぜなら、
好奇心旺盛 = 一つのことを継続できない
というように強みをアピールしたいのに弱みを邪推されてしまうからです。

一方で弱みを話したいときに強みを邪推される分には何の問題もありません。というか邪推してほしい。

というわけで弱みを設定する時の大前提は、
裏を返すと強みとも取れるよね!というキーワードを設定する!
ことです。

弱みを設定したら次にやるべきこと

やはり基本的な話の流れについては強みと同じようにPREP法で話すのがベターかと思います。
というわけで弱みとなるキーワードを設定できたら、
私の弱みは「直感的に行動してしまうこと」です!
というPoint:結論ができました。
次にやるべきことはReason:理由とExample:具体例を説明することです。

細かいことを言うと、実際に会社に入った時にする失敗を想像させるようなエピソードは良くないです(特に人間関係の話)。
また、この時のエピソードは「強み」で話したものよりも分かりやすい、短いものが良いかなと思います。理由は後ほど。

私の直感的に行動してしまう、というところで設定したエピソードは以下のような物です。

  • 何かを購入する際に直感的にこれがいいはずだ!と思って購入したら別のサイトでもっと安く売っていたり、もっと性能の良いものを後で見つけてしまって後悔したという経験がある。

これで83文字ですね。話し言葉にすると10~15秒ほどで話せると思います。

さて、ここからが実は就活における弱みのアピールで重要になります。

どういうふうに改善しているのかをアピールする

強みの説明では
P 私の強みは〇〇です。
R なぜなら〜〜だからです。
E 具体的なエピソードは〜〜
P 以上のことから私の強みは〇〇と言えます。
これが基本形でした。

しかし弱みで同じように
P 私の弱みは〇〇です。
R なぜなら〜〜だからです。
E 具体的なエピソードは〜〜
P 以上のことから私の弱みは〇〇と言えます。

だと面接官側からすると
「あぁ、この人の弱みは〇〇なんだな。仕事では△△に影響が出そうだな。」
という悪い印象を残すのみになってしまいます。
自分の弱みを分析できているという点は評価できますがその先、

その弱みを自己で認識できているのであれば、それに対してどのように解釈、対処しているのか?

を最後のP:結論に添えましょう。
これを言うことによって面接官側から見ると、自己分析できている点の評価とそれをどのように捉え行動しているのか?という点でダブルで評価ができます。

具体的な最後のシメ方

ざっくり分けて弱みのシメ方には2種類あると私は考えます。
それは

  • 弱み = 強みだからそこを業務で活かしていきます!タイプ

  • この弱みはこういうことをして改善しています!タイプ

この2タイプです。どちらも伝えてもいいかもしれませんね。
2つそれぞれでシメ方を考えてみましょう。

弱み = 強みだからそこを業務で活かしていきます!タイプ

この方法は割と考えやすく、使いやすいと思います。

裏を返すと…で攻める!

で説明したようにそもそも設定する弱みは強みに言い換えられるものがベターです。例えば「行動、決断が遅い」というキーワードを設定した場合には「丁寧、慎重」ということが強みになりますよね。

この強みがあるということは、このような業務で活かせると考えます、というアプローチでいくとまとめやすいし説得力が増します。

私のようなエンジニアの例で考えると、
ドキュメント、コードを高い品質で収めることができる、という具体的な業務への活かし方をアピールできるでしょう。

ただあえて
「私はここが弱いけどこれって言い換えたら〇〇ってコトですよね?(ドヤ」
ってする必要は全くないです。すぐに言い換えの話を出してしまうと自分の弱みを直視せずに得意なことだけをやっているような印象を与えてしまうかもしれません。

人の感情に敏感なINFPはこれから説明する2つ目の
「改善方法を伝える」
ほうが性に合っているかもしれませんね。

この弱みはこういうことをして改善しています!タイプ

こちらは純粋に弱みを受け止め、それが言動や行動の失敗に結びつかないよう改善していることを伝える営みです。
「一つの物事に集中できない。」というような明らかな弱みの際にはこちらを伝えた方が正直でしょう。

色々なことに注意を向けてしまうのは私、そしてINFPのみなさんにも当てはまるところだと思うのでこれの改善方法を伝えることは用意でしょう。
例えばですが…

  • デスクにはパソコン以外置かないようにしている。

  • 時間単位でスケジュールを作成しその通りに行動するようにしている。

  • 作業中はスマートフォンをロッカーにしまい見ないようにしている。

など。欲を言えば上記のような改善行動をしてみた結果どのような効果が得られたのか、も添えるとより良い弱みのシメになるでしょう。
エピソードのところで強みよりも短く設定したほうがいいと述べたのは、実はこの最後のシメ部分でエピソードがプラスされることによって説明が冗長になりがちだからです。

まとめ

以上で就活における弱み作りは終わりになります。
まとめると、基本的には強みと同じくPREP法で組み立てつつ、

  • 強みに言い換えられるような弱みを設定する!

  • 最後に自分の解釈 or 改善行動+結果でシメる!

この2点に気をつけて作ってみましょう。
何か分からないこと、添削してほしい、などありましたら気軽に教えてくださいね。

弱みはむしろアピールタイムなのでしっかり論理立てて面接に臨もう!

強みの説明って実は

  1. 自己分析ができているかどうか。

  2. 企業分析ができているかどうか。(強みを活かせる部分が業界と職種にマッチしているか)

この2点の説明がメインなのですが、
対して弱みの説明は

  1. 自己分析ができているかどうか。

  2. 企業分析ができているかどうか。(弱みをカバーできる部分が業界と職種にマッチしているか)

  3. 自己分析した結果に対してどのように対処しているか。

という3点に対して、それも自分自身の事柄について説明できる

面接官に自分をアピールできるチャンスとなります。
実は強みよりも大事なんじゃないか、周到に用意する必要があると私は思います。

以上、INFPの面接における弱みの作り方、でした。

※実は強みの記事を出してからメールでスキの通知が来るたびに
書かなきゃ、書かなきゃ、と思っていたのですが先日いいねをくださった方がINFPの大学生の方、ということだったのでこれはもう早く書かなきゃいかん!ということで公開まで仕上げました。

ただ読み返して不備がある部分等は順次訂正していこうと思います。

次回はちょっと職種も踏み込んでエンジニア職で就職活動をする際の志望動機について書いてみようかな…

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