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【新卒内定者向け】入社後のギャップをなくすために。

新入社員の季節ですね。
私が毎朝使っている千代田線もフレッシュな若者が多く、
「春だなぁ」
と感じます。
25新卒の方も就職が決まってきた人も出てきたぐらいでしょうか?
まだまだ迷い中という方もいるでしょう。
焦らず腐らず、一歩ずつ歩みを進めてほしいなと思います。


ある日ニュースを見ていたらこんな記事を見つけました。

労働環境が合わないことを理由に1ヶ月足らずで辞めてしまう人もいるんですね…悲しいことです。
この記事では若者の早期退職を防ぐために

・企業側は積極的な情報開示

・学生側は自己分析

という双方の取り組むことを書いてくれていますがちょっと核心からズレているような気もしまして、今回は私が思う「学生側が取り組むべき、入社後のギャップをなくす方法」をツラツラと書いてみます。


そもそも論、労働条件・環境は調べた?

入社後に「思てたんと違う」状態になってしまうのは、入社前にその企業の労働条件・環境についてよく調べず、思い込みがあった部分があるのではないでしょうか?

完璧に企業が情報を開示していたのにもかかわらず入ってみたら違った、、、なんてのは詐欺でしかありませんしこの場合学生側に落ち度はまったくありませんよね。

企業側は労働条件は開示している(当たり前ですが雇用契約を結ぶので)と思うのでやはり最低限そこに書いてあることを理解することは怠らないようにしましょう。

ちなみに私は「変形労働時間制」の会社に勤めているのですが、入社まではまったくその意味を知らずにいました。これも入社後ギャップにあたりそうですね。

労働条件は契約上企業側が開示しなければいけないのでそれをきちんと読んで理解しましょう。

でも労働環境については積極的に教えてくれませんよね。
ではどこで調べるのか?

一つはやはり企業説明会でしょう。
今はオンラインでも山のように開催されていますが、オフライン開催のイベントに参加してみて企業側の人に聞いてみるのが良いと思います。
オンラインだとどうしても

企業側2,3人 対 学生側20人

みたいな構図になってしまって企業側の本音を聞くことが難しいように思います。オフライン開催の企業説明会で雑談ベースで気になることを聞いてみましょう。

二つ目の労働環境を知れる場としては、面接が挙げられます。自分が働く予定のオフィスでの面接が望ましいでしょう。といっても、ただ面接に行って面接官に質問して情報を得るだけで終わるのではなくオフィスの見学をしましょう。交渉次第ですが実際に働く現場を見れれば多くの情報が掴めます。

  • 社員の年齢層(自分と近いと目標にしやすい、意見を言いやすい)

  • どれくらい雑談をしているか(明るさ、裁量権があることの表れ)

  • 社員の服装(自由であるか、というよりも清潔感があるか)

  • オフィスの備品(自販機、給湯室、ウォーターサーバーなど…)

  • デスクと人員の配置(ナナミンではありません…)

とまぁ挙げ始めるとキリがありません。企業に行く前に自分が何を知りたいのかを明確にしてからオフィスを見てみましょう。

入社後ギャップを少なくするための最大の武器

ここまでは「内定が出る前」に出来ることの話でした。
ここからは「内定が出た後」にするべきことをお伝えします。
入社後ギャップを少なくするために学生側が内定が出た後にすべきこと、
それは
入社前アルバイト
です。

入社前アルバイトとはその名の通り内定をもらった会社で学生の身分のままアルバイトをすることです。就職が確定しているのでインターンとはちょっと違い、より実践的な業務をすることができると思います。

とは書いてみたものの「入社前アルバイト」って言葉自体存在しているのか?と調べてみたところ、一般的には「内定者アルバイト」というみたいなので以降内定者アルバイトとして記述していきますね。

じつは私もこの入社後のギャップというのを学生時代から気にしていたので、会社に頼んで内定者アルバイトをしていました。期間としては1ヶ月半ぐらいではありましたが様々なメリットを享受できたと感じます。

内定者アルバイトで入社後の働き方のイメージを養おう

そもそも内定者アルバイトをする目的は、入社までに自分の働くイメージを醸成することにあり、「合わない点を見極めること」ではありません。
もうそこでキャリアを始めることは決定しているので、自分が社員として働く上で働きやすい環境を整えるために色々と動いてみるのが良いのではないかと思います。

人間関係の観点では社内で色々な人と話してみると、性格の相性や仕事のしやすさなどが分かってきますし、新卒入社して仕事を始めるという観点では会社のサービスと商流に入社前から触れておけば同期より早く仕事を覚えることができます。

色々な人と話したり、仕事をしてみたり、ランチに行ってみたりしてもいいでしょう。そういった活動の中で会社の良いところも悪いところも吸収して、卒業後に仕事をする時のために心も体も準備しておきましょう。

内情を知れるだけじゃない、内定者アルバイトのメリット

内定者アルバイトはただ単に仕事を早く始めてたから会社の人とも初対面じゃないし仕事も先取りして覚えられてる!わーい!ってだけではありません。いや、それだけなのですが、仕事を早く始められているが故に入社後に様々なメリットを享受することができます。

大きな仕事を任せてもらえる(かも)

入社前から関係する人と接し仕事を適切にこなすことができれば、他の同期よりも早く大きな仕事を任せてもらえる可能性が上がります。
当たり前ですが0から仕事を始めた人と少しだけでも土台がある人とでは後者のほうが安心して任せられますよね。

特に1年目は企業にもよりますが3ヶ月ほどを研修期間として勉強、課題をこなす期間に充てることも多く、仮に昇給、賞与などが決まるのが4月だとすると実質9ヶ月足らずしか結果を残す期間がありません。

この期間は上司以外のトレーナーが研修を担当することもあり、やはり研修を終えた直後の新卒にやってもらう仕事は難易度が低く責任が小さいものになりがちです。

しかし内定者アルバイトはそもそも人数が少ない+開始時期もバラバラ、という都合上専任トレーナーがつくことは少なくOJT中心の業務になりやすいです。
ここで上司、同僚の信頼を得ることができれば研修後に同期入社よりも難しい案件にアサインされる確率が上がります。

昇進が早い(かも)

大きな仕事を任せてもらえる、そしてその仕事を期待値以上にこなすことができれば大きく評価をあげるチャンスになります。

短い期間で結果を残すためには「どのように仕事をするか」はもちろん大前提大事ではあるのですが「どんな仕事をするか」も大事です。
業績インパクトが大きい仕事をすることができれば同じ努力量でも評価が上がることがあり、結果的に早く昇進できる材料になります。

「どんな仕事をするか」も新卒配属ガチャの一つではありますが、より上を目指したいのであれば内定者アルバイトをしてそのガチャの確率を上げることはできると私は考えています。

能動的に動こう!

以上、入社後ギャップをなくすために学生ができることは内定者アルバイトをすること、そしてそのメリットについて私なりの意見を書いてみました。

書いてあることは全て私の実体験でありますが、同じく内定者アルバイトをしていた同期も新人賞を取ったり大規模な案件にアサインをされていたりとやはりそのメリットは大きいなと感じていたので今回この切り口で記事を書くことができて良かったなと思います。

ぜひ多くの悩める内定者に読んでいただきたいです。

また既に内定者アルバイトをしている方やこれから内定者アルバイトを考えている方はぜひ感想を書いていただけると嬉しいです!

その他質問や、あいかわらずES添削も受け付けていますのでそちらもコメント欄までコメントお願いします😆

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