首に巻く例の輪っかの話。・2 24.8.28

それまでは、夏になると、水に濡らして涼感を得る首巻タオルを主に使っていた。

だが、濡れタオルをずっと首に巻き続けるのはあずましくない(気分が良くない)し、長時間装着すると、汗と混じり合い、悪臭の原因にもなる。
けれども、当時はそれしかなかったし、手持ちのハンディー扇風機を顔に当て続けるのも面倒なので、我慢して一日中巻き続けていた。
すごく暑いときは、凍らせた保冷剤(ケーキなどについてくるアレ)をバンドにくるんで、首に巻く。

首に巻く例の輪っかを見かけてから一年。
今年2024年6月頃、別の用事で入店した100円ショップ某イソーにて見かけた、店頭にずらりと並ぶ例の輪っか。
100円ショップなのに500円商品だったが、まぁ、試しに一本、ということで購入。

さっそく首に巻いて試してみたが――。

なんだろうこれ?
常温でありながら凍っている。
最初、中身は固体なのかなと思っていたが、首に巻き続けていると解けてぷよぷよになる。
それでいて、冷蔵庫に入れておくと冷蔵室なら15分、冷凍庫なら5分ほどでまた凍る。
解け切った保冷材の場合、1~2時間は冷凍庫に入れておかないと使えないのに、なんだこの速さは。

さらなる利点として、結露しないので、解けていく段階でも首元がべたつかず、いつも快適サラッサラのサラ●ーティ。

これは、さらにもう一本買っておいたほうがいいのではないか。

それから一週間後、某イソーに再び来店。
一目散に、夏物シーズンコーナーへ。
ところが……。

(つづく?)


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