WINDOWS95からのスタート

今、インターネットなんていつでもつながるってのが当たり前だったけど、仕事で使うからと初めて買ったパソコンも、当時は業務用が多く、personalな感覚ではなかった。そんな中、WINDOWS95がでて、それに対応した業務ソフトが有るっていうんで、当時のNECのPC-98シリーズを仕事用に買い、デュアルブートでWINDOWS95とMS-DOS6.2を使っていたのが最初だ。

しかも当時は、光回線なんてなかったし、ADSLでもなく、ISDNでもなく、アナログ電話回線。新製品で買ったパソコンについていたのが28.8Kbpsのモデム。それまでは14.4Kbpsのモデムが主流だったんですからね。

地元のインターネットプロバイダーに、事務局に出向いて書類で契約して、当時は従量課金ですよ。つないだ分数だったかな?に応じて課金されるという仕組み。インターネットに繋げるとき、モデムにダイヤルさせて所定の電話番号にモデムにかけさせるとインターネットに繋がるわけだけど、モデムの独特の、

「ピーーーーヒャラヒャラギャンギャンガーーーーーーー」

ってな感じの音が最初に流れるわけですよ。当時はアップデートもファイルをダウンロードするのにとても時間がかかったから、インターネット関連の雑誌にはデータCDが付録でついていて、わざわざ雑誌を買って、そこに収録されているソフトをインストールしていたということをやっていたんですよ。

そんな中、阪神淡路大震災をきっかけにインターネットというものが注目され、NTTでは、「テレホーダイ」という、午後11時から翌日朝7時まではどれだけかけてもかけ放題というサービスが始まり、夜11時になるとモデムでアクセスし、限定的だけど繋ぎっぱなしという状況が生まれ、アップデートが雑誌を買わなくてもできるようにはなったけど、なにせダウンロード速度が遅いもんだから、11時にダウンロードをスタートさせていても、翌朝7時になってもダウンロードしきれない、なんてこともしょっちゅうあったし、深夜帯にパソコンに向かい始めるもんだから、嫁さんがめっちゃ不機嫌にあるし、体に良くないしって感じである意味ひどかったもんです(笑)

それがISDNになり、ADSLになり、光回線になり現在に至るわけですが、今や自分の子供達がオンラインで、しかも自分のスマートフォンで授業を受けているわけですよ。光回線で無線LANを使ってアクセスして。

そりゃ、年齢ばっかりじゃなくて、スタートラインが違うからそもそもこうしたIT関連やプログラムとか強いわけですよ。ねぇ。


後半、大分端折りましたが(笑)、私の初めてのインターネットスタートはこんな感じです。

当時はエロい画像を見るのも必死だったことを付け加えておきます(笑)


いいなと思ったら応援しよう!

アンデール
サポートをよろしくおねがいします。サポートしていただいたお金は、記事を書いたり知識を得たりするための本を買おうと思っています。

この記事が参加している募集