大好きな漫画が終わります
昨日の未明、バイト終わりにYahoo!ニュースを見ていた私に衝撃が走った。
"漫画東リベ&ダイヤのAが完結へ"
という見出しの記事を見つけてしまったのだ。
どちらも私の学生生活でなくてはならない日常のささいな楽しみだったのでかなりショックだった。
東京卍リベンジャーズの方はネットで噂されていたので覚悟はしていたのだが、ダイヤのAはact3が始まるのかなって思っていたから青天の霹靂だった。
「16年間ありがとうございました」って出てしまった以上は本当に終わってしまうのだろう。
私は中学の頃から読んでいて、私が心身の成長をしているのと同じ時期に沢村栄純も青道高校でエースにまで昇り詰めていった。
アニメをリアタイで追っていた頃、夏大で稲城実業に逆転負けした衝撃を未だに覚えている。
また、薬師高校を破り、秋大を制したときは中学2年生だった。
好調だった沢村が最終回を投げさせてもらえなかった悔しさを市の選抜で大会のメンバー入りができなかった自分に重ねていた。
当時の自分はサッカーの大事な試合前にアニメ第60話の「孤独な太陽」を必ず見てモチベーションを高めていた。
act2になってから、沢村がどんどん覚醒して全国クラスに成長していった。その辺りからサッカーを続けていた私は現実を知ることになる。
沢村の背番号が18から1に変わる頃に私は高校生から大学生になり、サッカーを辞めた。
そして、大学の講義中に東京卍リベンジャーズと出会う。1年生のときに友達のおすすめで読み始めた。
そしてどハマりして5回以上は読んだ。まだアニメが始まる以前に、「絶対鬼滅みたいにハヤる」ってみんなに言っていたのを覚えている。
聖夜決戦の武道は涙せずには見ていられない。
柴大寿に何度殴られて倒されても、立ち上がる武道がかっこよくて仕方なかった。
弱いけど諦めない武道の姿に勇気をもらったのはいうまでもない。
就活でうまくいかないときに家で夜な夜なお酒を飲みながら東京卍リベンジャーズを読んで泣いた。(面接落ちまくって本当に辛かったんです)
私にとって沢村栄純や花垣武道、その他のキャラクターは同じ時期に青春を駆け抜けた同志みたいな存在だ。
私が生きる世界で喜んだり、悲しんだりしていた時に彼らも喜んだり、悲しんでいた。
なにより私にとって水曜日は特別な日だった。(両方ともマガジン連載なので)
全盛期はフェアリーテイル、DAYS、ブルーロック、東京卍リベンジャーズ、ダイヤのA、五等分の花嫁を楽しみにマガジンを手に取っていたのに、遂にブルーロックのみになってしまった。
どんどん水曜日が特別な日ではなくなっていく。
好きだった漫画が終わっていく度に自分はもうすぐ学生じゃなくなるんだなと痛感させられる。
寺嶋裕二さん、和久井健さん長期連載お疲れ様でした。最後まで走り抜けてください。